2011年3月3日木曜日

春のデトックス【玄米プラン】

春はデトックスに最適の季節です。
私のデトックスは毎年断食から始まります。
2〜3月頃に、3日から7日程度の断食をして、その後復食
玄米食をしばらく続けます。(通常2〜3ヶ月程度)
玄米食は、玄米と板海苔、黒ごまのすりごま塩の三点セットです。
この玄米食月間は、身体の老廃物を流してくれること、冬の間についた余計な脂肪を消費燃焼してくれること、十分に食べながら体重を無理なく落とせること、思考力が復活することなど、良いことがたくさんあります。
しかも断食と違って、社会生活を中断することなくできる、いわば半断食法でもあります。
ところで
玄米を、炊飯器で炊いたり白米と混ぜて炊いて「ニガテだ〜」という方がいらっしゃいますが
炊飯器や白米と混ぜては玄米がまずいのは当たり前です。
「玄米モード」がついている炊飯器て炊いたとしても、生まれてこのかた白いご飯しか食べた事のない人にとっては、拷問以外の何ものでもないと思います。
初めて玄米にチャレンジしたい方のために、少しだけ書きましょう。
<デトックス玄米プラン(断食は必要ありません)>
【玄米の炊き方】
初めての方は、玄米は圧力鍋で炊いて下さい。
玄米は研ぎません。洗うだけで良いのです。環境に優しい。
くれぐれも白米を混ぜたりしないように。
その際、塩を、玄米5合に対して小さじ1ぐらい入れて炊いて下さい。
玄米が初めての方なら、玄米5合に対して水は1Lが必要です。
浸しの時間は要りません。
圧力鍋の目盛りが2つになってから(回転タイプの場合は回転始めてから)30分弱火で加熱
火を止めて完全に圧が抜けるまで放置
出来上がり。ふっくらモチモチの玄米ご飯の出来上がり。
玄米を抵抗なく食べるには、もう2つ不可欠の食材があります。
板海苔
すりごま塩(黒スリゴマ12〜16に対して塩1ぐらいで自作する)
板海苔は、4つ切りにして、ご飯とすりごま塩を巻いて食べます。
こうすれば、玄米食が辛いという人も、抵抗なく食べられます。
玄米はよくかんで、好きなだけ食べて良いです。
目安として、私の場合、玄米は一日当たり700g~1kg(炊いた状態で)ほど食べます。
カロリーにして、だいたい1200kcalから1700kcal前後です。
板海苔もは、6~7枚/日ぐらいは消費すると思います。
すりごま塩も、好きなだけかけています。
マクロビオティックでは制限がありますが、玄米食デトックスの場合は制限はしなくて良いでしょう。
オプションとしてみそ汁をつけても良いのですが、みそ汁は具や出汁の摂り方に気をつけないと、枯渇感を呼びますので、注意してください。
私の場合は基本的に出汁は取らず、大根やタマネギなどの根菜だけのうまみで味を作ります。味噌さえ本物のおいしい味噌を使えば、これでも十分においしいみそ汁ができます。
これを最低でも1週間ほど行います。
一週間ほど経過すると、体重の減少と共に、枯渇感が出てきます。
そうしたら、次第に食材(おかず)を増やして行きます。
おかずの増やし方は、まず最初にキノコ類、根菜類、海草類から始めて下さい。
そして次に豆類(大豆加工品を含む)、葉ものへと続きます。
次に、特別ベジタリアンではない方なら、魚介類(えび、たこ、いか、貝)を加え、魚、肉類へと続きます。
これは生物の進化の過程そのままの順序です。
もうひとつ気をつけたいのは、摂る食材は必ず「旬」に近いものを摂る事です。
春先にキュウリや生のトマト、茄子などの夏野菜は絶対にNGです。
春の食材は、デトックスに最適です。
すぐに思い浮かべるのは山菜。
海のものなら、メカブ(わかめの茎の部分)もとても良いですね。

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