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2020年2月3日月曜日

Alfa147再び(74814km)

2015年秋、約10年間苦楽を共にした
Alfa147に別れを告げてから(「さよなら147」2015/9/25)はや4年半。


また、Alfa147を買ってしまいましたよ!



懲りずに?

なんでまた147?

という疑問には、話せば長〜くなる事情と変遷があるのですが
まあ、それはおいおい書くとして、とにかく147なのです。

買っちまった。

ただ、今回はちょっと先代とは違う。

どう違うかというと…

先代は前期型(丸目)、新入りは後期型(ブレラ顔)
先代はセレスピード、新入りはMT(マニュアル)5速
先代は右ハンドル、新入りは左ハンドル
先代は赤、新入りは銀
先代は革シート、新入りはアルファテックス(モケット)
先代は新車(新古)、新入りは14年落ち74800km

同じなのは、2.0のツインスパークだというところ。
GTAには手は出しませんでした。怖くて、メンテと免許が。
むしろ1.6でも良かったぐらい。

赤もいいけど、いかにも不人気そうな、一見イタ車には一番似合わなそうなシルバー
これがとても良い。




ミラノの冬の夕暮れ色。

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74814km
Fブレーキパッド交換
バッテリ交換
タイミングベルト・ウォーターポンプ交換
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2018年12月27日木曜日

エルグランドさっそく御老体の体調不良を発揮する

最低限のオイル交換も済ませ、ひとまず仕事の合間に取材とキャンプ(車中泊)のリハビリがてら、少し遠めのドライブに行ってきました。

目的地は塩原温泉の奥の秘湯。
途中、雪が道端に残るかなり険しい山道を含め、往復で300kmほどです。




僕は実はそれなりの頻度であちこち温泉に行くのですが、SNSにもほとんど上げることもないしレポートにも全く興味がないのです。温泉ブログじゃないし。
なので、詳細についてはバッサリ割愛します。
行くのはなかなか大変なところですが、素晴らしいお湯です。
行けば分かるさ迷わず行けよ。

本題は、帰りの高速であります。
途中から雨が降ってきて、路面もかなり濡れています。
でも山道も高速も、4WD(オート)モードでかなり安定しています。
いやーこれだけの直進性があればストレスフリー
E51の4WDで良かったー……などと
100km/hを少し切るぐらいの流れに乗ってゆったりとドライブしていました。

しかしさっきから気になる「シャンシャンシャン」という金属音。

鈴を鳴らしているのか小さな鐘を鳴らしているのかサンタクロースか和田アキ子か

いや、前を走るトラックだなー……

……いや、自分のクルマだ!

どうも左前輪付近からのようです。
音がどんどん大きくなる。

すぐに最寄りのPAに寄ろうと側道に入り減速を始めると、今度は
「ゴゴゴゴゴ〜」という、恐ろしげな音が!

「タイヤか!?」

でもハンドルを取られる様子もなく、スムーズです。
音の割に振動も全くありません。

ともかくクルマを停めて下回りをぐるっと確認。
何にも起きてません。

念のため、ディスクのローターにも触ってみますが、素手で触れるぬるさ。

しばらく休憩して再び走り始めると、何事もなかったかのように、スムーズに走り始めました。

さて、これは例のアレか?

E51エルグランドについては、譲り受ける前から何点か車種特有の起きがちなトラブルについて事前に知識は得ていましたので、帰路あれこれ想像を巡らせました。

その有力候補が
前輪(特に左前)のハブベアリングが弱く、ひどいのになると40000km前後でベアリングがダメになる。
というものです。

4万キロですか。それはリコール案件では。

でもこっちは16万キロですからね、何が起きてもおかしくない。

ゆっくりそろそろと、2WDに切り替えて、まあ、ひとまずこの日は大事に至ることなく、無事帰宅できました。

(続く)




2018年12月9日日曜日

次期運搬車選び

11月のある日の夕刻。
個展の最終日。
土砂降り。
軽トラでの搬出作業。
大切な作品を濡らしてしまう。
……かなり心が折れました。

今年は父の死や、取材、関西方面往復など、長距離移動や作品運びが重なりました。
来年は、さらに増える見込み。

次第に軽トラやセダン(BMW)に限界を感じてきています。

というわけで仕事グルマを探すぞ。


で、いきなり結論から。
↓↓↓↓↓↓


じゃじゃーん。

二代目エルグランド(E51)3.5L 4WD 2004年前期型最終。

手のかかるBMWと、エアコンなし荷台屋根なしの軽トラもかわいいのですが
彼らの手に余る仕事をこなせるクルマってないものか
昨年ぐらいから細々とやっていました。

なるべく壊れないクルマがいいなあ。
でも新車〜5年落ちというようなピカピカのクルマは分不相応。
荷物、特にF100のキャンバスが入り、人を乗せる時は6人以上、いざという時は車中泊もこなせて、キャンプの運搬車にもなって、なるべく古く、なるべく維持費がかからず、可能な限り自分でメンテナンスできるクルマがいい。

紆余曲折はありましたが
最終的に「国産のミニバン」
ミニバンなら二代目エルグランド(E51型)一択。

なぜ一択だったのかは、またいずれ書きます。

今回のクルマは今までで最多走行車。そして個人売買です。
もはや売り買いというより、「あげる、貰う、その代り不具合文句言わない…」
というようなお年頃です。(もうすぐ17万キロ)



いつまで働いてくれるのでしょうね。
引取って乗って帰った翌日、さっそくABS異常の警告灯が出ましたよ(笑)



2018年2月26日月曜日

軽トラ買いました

突然ですが、古い軽トラを買いました。
いえ、長年欲しかったので正確には「念願の」です。

僕のメインの仕事は絵描きなのですが、個展や展覧会などで大きな絵を運ぶのに、ずっとレンタカーを借りていました。
この費用がバカにならない。
ハイエースを行き帰りで2回も借りたら、絵が売れてもやもすれば赤字の危機(笑)

さしあたってのメイン使用のBMW(528i)も1年ほど前から消耗ユニット総とっかえの時期に差し掛かり、非稼働の時間が増えて、しばしば代車が必要な状態でした。

いえいえ、必要不必要を越えて、欲しいものは欲しい。


SUBARU R2 S スーパーチャージャー、4WD(ビスカス)
以前、スバルR2のS、スーパーチャージャー付き4WDというフルスペックの軽スバルを新車で所有していたこともあって、スバルの軽にはかなり惚れ込んでいました。
なんせ他メーカーの軽とは別次元の高速走行安定性、4気筒故の鋭い吹け上がり、低重心のコーナリング、4輪ディスクブレーキ。その辺の小型車よりもよっぽど「ちゃんと自動車している」のです。
いやあ、このクルマは本当に良かった。スポーツ軽は別としても、走行性能とデザインに限って言えば、軽自動車史上最高の乗用車じゃないでしょうか。室内幅が恐ろしく狭いという致命的な欠点に目をつぶれば。


なので軽トラも、買うならスバルのサンバーと決めていました。
当然ダイハツのOEMではなく、正真正銘、50年の歴史を持つRR(リヤエンジンリヤドライブ)のスバル製のスバル・サンバー。



↑これは初代。めんこい。4輪独立懸架、2ストローク2気筒360ccエンジン。これの乗用版、名車スバル360に父が乗っていました。(https://members.subaru.jp/know/museum/subarusambar/ より転載)


子供の頃、街で良く見かけたのはこれ↓

塗装がつや消しのが多かったなあ(紫外線劣化で)。


最終型がこれ↓ (TT〜TW型)


完成されたサンバー。これは本気で欲しくて、ワゴン型の方を最後までR2と迷いました。
結局ワゴンは3速ATしか設定がなくて、CVTのR2を選んだのです。


それから10年、やっぱりサンバーが欲しい。
ただし中古車。
気がつけば空前の軽トラブーム。
探してみても長いことなかなかちょうどいいのには出会えませんでした。

元々軽トラは仕事グルマ。
酷使されているものが多く、またサンバーはひときわファンも多くて、ボロい割には値段がちっとも安くない。
中には20万キロ超も珍しくありません。
20万キロって、軽ならそろそろエンジン交換でしょう。

もちろんそれなりのお金さえ出せば、ピカピカのは買えます。
スバルがサンバーの製造をやめてから6年が経過、当然新車はもう買えませんが、デッドストックが結構あるのも知ってる。

でもそういうことじゃない。
使い古してるけど、メンテや修理をしながらちゃんと使える…っていうのがいい。

本格的に探し始めてから気がつけば3年が経過。
一時は諦めかけていたのですが、2018年を迎えてやっと出会えました。

というわけで、前置きが長くなりましたが、これです。

1995年式のKS3。


ちょうどいいヤレ加減です。

探している時は、あまりのタマ数の少なさに
「もうどんなオンボロでもいいや」
と覚悟をしていたのですが、なんとやっと出会えたのは意外にも10万キロ以下という低走行。
そしてなんとワンオーナー(状況推測)。

点検記録簿もしっかりと残っていて、消耗品関係もきちんと整備されていた様子。
7万キロの時点でタイミングベルトも早め交換されていて、いたれりつくせりです。
諦めないでよかった。

予算もちょうどいい。
残念ながらスーパーチャージャーも4WDも、そしてエアコンすら付いてませんが、それでいい。RR、四輪独立懸架がスバルの原点。プリミティブにしてベスト。




「SUBARU ☘CLOVER4 」の文字が眩しい。


1990年代に作られたKS型は、最後のキャブレター仕様、オートチョーク式です。
本当はもっと古典的な手動チョークの方がメンテや暖気も煩わしくなくて良かったのですが、時代的には仕方がないです。

そしてマニュアルシフト!これ大事。






超シンプルなインパネ。


気になるところは、若干、シフトの入りが渋い時があって「シンクロスリーブがヘタってるかなあ」という感じですが、ギアオイルを交換してやれば少しは良くなるでしょう。

以前乗ってた古いアルファなんか1速〜2速のスリーブがない上にリンケージが不正確で、ダブルクラッチ必須のクルマでしたから、こんなのは不具合のうちに入りません。


それからギャップを越えた時になんとなく車体の挙動が上下方向にやや大げさなことがあります。
キャブオーバー(タイヤが座席の真下にある)車はある程度仕方ないのですが、そこを差し引いたとして、気のせいでなければショックアブソーバーはそろそろ交換時期かもしれません。
減衰自体はそんなに悪くはないので、後々ゆっくりと対策していけばよいでしょう。
それでも左右に動くことは全くなく、直進安定性は申し分ありません。
首都高も流れに乗って走れる!
さすがスバルという感じです。




(荷台カバーつけて後ろのエンジンフードを開けたところ)

手始めに、ホームセンターで安い荷台カバーを買ってきて取り付けました。
今回の個展搬出はこれで行ってきます。


いやあ、珍しくテンション上がってます(笑)