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2020年12月17日木曜日

エルグランドオイル交換(204750km)&タイヤ交換

 

先月の仙台往復の際に普通タイヤがいよいよダメだと分かっていながら騙し騙し乗っていたら、昨日こんなのを発見!もう1キロだって走ってはいけない。

ダメ、ぜったい!

溝はしっかりあるのになんか変な片減りしてるんだよなあ。

ロワアームブッシュかなあ。




とりあえず、スタッドレスに履き替える。

スタッドレスはまだまだ大丈夫。一冬と車検は大丈夫。

大寒波が来ていて、日本海側〜東北は豪雪。日本海の水温が高いのも一因らしい。温暖化すると大雪になりがちと、どこかで誰かが言っていたな、そう言えば。


それで今朝はこんな状況。天気予報によれば最寄りの観測所ではマイナス5℃まで下がったらしいけど、東北育ちの経験から言えば、この霜の付き方はマイナス7℃〜10℃まで下がってるはず。





午前8時の時点で、日なたでこれだもん。









エルグランド(E51)のオイル減り問題はネットを垣間見るとやはり僕だけではなかった。慣らしからほどなく始まり、だいたい軒並み数千キロ単位で1Lの割合で減るらしい。2ストかよ。

QVエンジン恐るべし。昔のアルファもオイル燃やして走るクルマだったなあ。

このクルマも純正(5W-30)5000キロで1L

TAKUMI(10W-40)でも6000キロで1Lぐらい減る。

前回は純正+丸山モリブデンのセットで、1.1万キロで1.5L。多少改善はされているが、オイル減りを完全に防ぐことはできなかった。

というわけで、今回は丸山モリブデンは一旦お休みして(在庫が切れてたというのもある)、オイルをより固くして10W-50を入れてみる。

久しぶりに4L缶で買った。なぜかミネラルオイルよりシンセティックの方が安かった。

減り具合をしばらく注視してみようと思います。







2020年8月1日土曜日

エルグランド オイル交換&丸山モリブデン 193530km

またエルグランドで往復1000キロを走らなくてはならなくなったので、やや早めのオイル交換。
規定4.5リットルに対して、抜けたのは3リットルほど。
1.5リットルも燃えてしまってる……。
6000キロほどで?
ともかく不足分を足して4.2リットルほど入れてから、丸山モリブデンを250cc。

本当はデフもやっておきたかったが、時間がないので今回はパス。
とにかく忙しいのです。


2020年1月17日金曜日

エルグランド オイル交換オイルフィルター交換他(187503km)

作業内容
・オイル交換(TAKUMI 10W-40)
・オイルフィルター交換(PIT WORK AY100-N004)
・パワステオイル補充(Hot minからMaxへ)
・ABSセンサ清掃

本当は5000kmぐらいでやっておこうと思いながら
またまた後回しになってたエルグランドのオイル交換。
約6500km。
上抜きで3.5L抜けたので、1Lほど消費している様子。
ちょっとやっぱり減りは早い。
そして真っ黒。

ついでにフィルターも交換。
しかしつくづく、エルグランドのオイル周りは、自分じゃやりたくない作業。
いや、オイルだけじゃなく、プラグ交換だって自分じゃできないと思う。

とにかく何から何までアクセスがよろしくない。

オイルフィルターを交換するのに
ジャッキアップしてウマかけて、下に潜ってアンダーカバーを外して……。
ここまではいい、ここまでならまあ、多少めんどくさくても仕方ない。
問題はその先。



せっかくオイルフィルター専用のアンダーカバーがあるのに、それを外してもオイルフィルターの場所が深い&狭い。角度を決められなくてフィルターレンチがかからない。
ミニバンのオイルフィルターレンチはSST扱いなのかな?

僕が持ってるフィルターレンチは2種類。

これ、確かシトロエンBXの頃に買ったやつじゃないかな。
20年前ぐらい。


カップ型のレンチならもしかしたらラチェット組み合わせて届くのかなあ…と思いながら、下のエーモンの汎用レンチでどうにかこうにか外した。

まあ、あとはお決まりの作業なので詳細は割愛します。
無事終了、4.7L。オイルはいつものTAKUMI 10W-40。


エルグランドのオイル交換はもう少しまめにやったほうがいいかも。
(規定はノーマル15000km、シビア7500km)
冒頭でも5000kmでやりたかったと書きましたが
5000km越えたあたりから、エンジンが少しずつ唸るようになってきました。

パワステオイルも減っていたので、少しだけ補充。

ジャッキアップのついでに、時々警告灯が点いて気になっていたABS車速センサを点検。たぶんダストの汚れだろうと思って、556を吹いて掃除。
予測当たって、警告灯はつかなくなりました。
買わずに済んで助かりました。
BMWの車速センサはOEMが安くて先日買ったんだけど、日産は純正しかなくて純正25000円、中古でも左右で1万円もする。
国産車は壊れなくていいんだけど、ドメスティック(国内販売のみ)車だったりすると、BMWみたいな社外品の供給が乏しいという弱点もあるのですね。


追記
前回のオイル交換で試してみた非ニュートン系なる怪しい添加剤についてですが
オイルフィルターを1000kmで交換しなかったということもありますが
さほど著しい効果もなく、やはりプラセボの域は超えてなかったようです。
ただ洗浄能力はかなり高いのかも。6500kmで見たこともないほどオイルが汚れました。
PITWORKの似たような添加剤も持っているので
それを次回あたりに試してみようと思います。



2019年10月4日金曜日

エルグランド後輪ブレーキパッド交換(184230km)



3台ひしめき合う…。

軽トラは最近あんまり出動回数が多くありません。
暑かったといのもあるんだけど(エアコン付いてないから)
朝晩の忙しい時間帯に乗ってると、やたら他のクルマに煽られるんです。
交差点で追い越しかけられたり。交差点ですよ。違反ですよ。

急いでるのは分かるけど、サンバーもそんなにのんびり走ってる訳じゃないのにな。
危ない思いを何度かして、すっかりヤになっちゃって
用足しではなるべく使わないように
マニュアルの運転を楽しむだけのために乗ってます。


代わりにものすごい勢いでエルグランドのオドメーターが回っております。
BMWと比べてそれほど乗りやすいわけじゃないんだけど、遠乗りは最近もっぱらこれです。

8月下旬のオイル交換が180928km
ほぼ1ヶ月間の間に3300kmも走ったってことですか。
7月末に178230kmですから、2ヶ月で6000km。
このペースだと、確実に年間3万キロ超えです。保険の次の請求が怖い。
エルグランドも、晩年がここまでハードになるとは思わなかったに違いない。

さて、そんな酷使されまくっているエルグランド
先日、後輪のブレーキが悲鳴を上げました。

正確にいうと、出先の駐車場から出るとき、突然昨年暮れに直したばかりの「左前輪」が、「シャーシャー!!」と狂ったような悲鳴を上げ始めたのです。

急いで目視、異物や変形はなさそう。とりあえず走行にも支障はなさそう。
走り始めてある程度速度が上がると、異音は小さくなる。

帰ってから数日間、自分でジャッキアップして切り分けしようか、それともいつもの修理屋さんに駆け込むか迷った末に、いつもの修理屋さんに駆け込むことにしました。

オヤジさん、数メートル走らせただけで
「あ、左前じゃなく、左後ろだね。ブレーキだ」
と即断。

左後ろのブレーキパッドのメタルが出てローターにあたって、そんな音がしていたのだそうです。

それにしても、そんなになるまでどうして気づかなかったんだろう?
モニター付きならブレーキが減れば警告灯が点くし、そうでなくてもキイキイ音がするはず。

曰く「ブレーキ終了を知らせるツメが折れてた」だそうです。

ありがちなトラブルで、融雪剤や塩水で腐食して、本来はブレーキが減ったらローターに当たってキー音で知らせるためのツメが破損して、知らずに乗ってメタルがむき出しになってローターまで交換なんだそうです。

「ローターも少し傷ついちゃってるけど、まあパッドが5万キロもつのが3万キロになるぐらいだから、今回は交換しなくてもいいよね」

と言われて、それもそうだと。

いやでも、たぶん次の車検までには確実に3万キロいく。



2019年8月28日水曜日

エルグランドオイル量の不思議の顛末とアヤシイ液体の効果

さて
---------------------------------------
・規定量オイルを入れる
・暖気後ゲージで量を測るとL---HのLにも届かない
---------------------------------------
問題。

ヒントはネットで見かけたこんな書き込みの中にありそうです。





なんでこんなことになってるかというと、どうやらVQ35エンジンのオイルパンの形状によるらしい。…いや、そうなのか???

しかも、上の文章の後半の、「暖気後15分待って」も、Lになんか届くか。

暖機して一晩おいて翌朝…



こんな↑

これでまあ、適量……範囲内ではある。

「レベルゲージの意味ないじゃん」

「オイルが異常に減ってる!」と思ったのは、
本当は順当に減っていただけなのに暖気後すぐにレベルゲージで測ったのがいけないみたいですね。(ほんとはいけなくない)

それで慌ててオイルを継ぎ足したので、抜いた時(上抜きにも関わらず)6L近くも抜けちゃったということ。
つまり、実際には2L近く余計に入ってしまっていた。

ま、しょうがない。
慣れるしかない。



さて、話かわってオイール(例のアヤシイ液体)の効果。

おしなべて添加系の液体の効果なんてプラシーボギリギリなんで
「個人の感想」しか述べにくいのですが一応備忘用に書いておきます。

・入れてすぐは目立った変化なし

・0〜50km、なんかアクセル重い。しかもアイドリング時ステアリングに振動。やっぱり粘性上がってだめか〜。

・50〜100km、なんとなくエンジン音が静かになってきたような気がする。

・100〜150kmほど走った辺りから次第にレスポンスが戻ってきた。

・以前はオイル温度が上がると、頻繁に「ガー」という、オイル温度設計がちゃんとしてないクルマにありがちの雑音がして(要するにオイル過熱による油膜切れ)思うようにアクセルが踏めなかったが、その音が完全に消えた。

・200km走った頃から、明らかにエンジン音が静かになっているのが明確にわかる。ステアリングの振動も消えた。すごいエンジンスムーズでクルージングしていて気持ちいい。



オイール入れてから300km走りましたが、今の所そんな感じです。

書いてみるとやっぱり感想でしかなかったなー。

まあ、でもマイクロロンやモリブデンのスーパープラシーボよりは、体感変化ははっきりありました。

数値的に証明できるポイントとして「良くなる」という評判の燃費についてはまだ目立った変化は見られませんが、そのうち比較してみようと思います。

オイール自体が粘性の高いオイルなので、ある程度劣化して密着性と潤滑性に落とし所(バランス)が出てくるまでは本当のところは分からないのかもしれません。
少なくとも300km時点での燃費は悪くはなってません。


ところで1000km時点でオイルフィルターだけ交換しろと書いてあるんだけど、VQ35の場合、BMWと違ってオイル全抜きしないとフィルター取り替えられないみたいで、どうしようかなと考えてます。
要するに「たった1000kmでもう一度OIL交換してさらにオイールも買う」ってことになりますから。

いろいろややこしいな。

とりあえず、短期的には気になっていたオイル異常消費疑惑はどうやら僕の勘違いで終わりそうだし(この後もこまめにチェックはしていくつもりだけど)、オイル上がり(下がり)だと勘違いして導入したオイールのおかげで、時々エンジンから聞こえていたガー異音もすっかりなくなったので、ひとまず結果オーライ。

あとはBMWのオイル漏れだなー。O2センサーも取り替えたい。




2019年8月23日金曜日

そしてエルグランドオイル交換+怪しい液体(180928km)

そんな訳で、オイル交換です。
オイルチェンジャーで古いオイルを抜く

ところが…

あれ?あれれ?




6L近く抜けてる。
どういうこと?

こないだ2.5L足したら6Lになって帰ってきた。

ってことは、元々3.5Lは入ってたってこと?

だとすれば、単純に10000kmで1L減った計算。

それなら許容範囲では?(V6 3.5L)

どっちにしても入れすぎだったのは確か。
これではオイル上がりを起こしてしまう。

うーむ。

とにかく規定量入れてみる。
前回と同じ、TAKUMIの10W-40。
ちょっと重めのオイル。
それに、このアヤシイオイールを5%(225ml)投入。



合わせて規定通りの4.5L入ったはず……

エンジンをかけてしばらく回して、切って
少し冷ましてゲージを見る。

あれ?
またゲージがLの下だ。


おかしいなあ。

2019年8月17日土曜日

エルグランド、オイル異常消費疑惑(その2)

オイル下がり、オイル上がりは最終的にはエンジンOHに至る道ですが、今はそんなことをやってる余裕はないのです。

ということで検討したのは、オイルの粘度を上げるか
添加剤による「クリアランス埋め」と「フリクションの軽減」。

今使用しているオイルは10W-40シンセティックなので、既に純正指定(純正指定は5W-30ミネラル)より少し固め。
それでもオイル消費が激しいとすれば、残るのは添加剤。

ふとよぎったのは、一時期使った事があるマイクロロン、そして今年になってにわかにネットで話題を集めている「丸山モリブデン」。

正直、マイクロロンもモリブデンも気が進みません。
特にマイクロロンはクリアランスの大きいクルマには向きません。
値段がバカ高い上に明らかな効果を感じられなかったばかりか、かえってガサガサしたエンジンになってしまった経験があります。その後オイルをまめに替えることで調子は戻りましたが。

モリブデンに至っては、昔バイクで使ってエンジンをブローさせた苦い思い出(モリブデンが直接関係したかどうかは分からないけど結果責任)。

ただ最近は有機モリブデンなるものが開発されて一定の効果も期待できるらしく、また「丸山モリブデン」は二硫化モリブデンにも関わらず、ナノ化か何かで擦面に定着することで、クリアランスの改善も見込めるという噂も。

考えてみればこの数十年で、粉体化技術はイノベーションを何度も経験して、何がどう変わってもおかしくない。

ということで丸山モリブデンを取り寄せようとしたのですが、まあ幻の添加剤は文字通りマボロシ、メーカーサイトでも入手ができない。
幻を待つほど悠長ではないし、消え物なんだからどんなに優れていても必要な時に必要な分ネットでひょいと入手できるレベルじゃなきゃ存在価値はない。

で、代わりに見つけたのがこれ。



アヤシイなあ。
「非ニュートン系」
まあ、意味はわかる。

でもこれは、どちらかというと「ローション」。
手で触ると糸を引く。
これでHC100%だというんだからなおさらアヤシイ。

「気密性を保つ」
「低抵抗」
「膜切れを起こさない」
という、オイルに求められる、しかし矛盾する性質を同時にオイルに持たせることができるとの評判。

元々クリアランスの大きな古いクルマやスポーツ車、古くなってクリアランスが大きくなってオイル消費量が増えてしまったエンジンは、摺動面抵抗だけを減らす添加剤は暴れを誘発してかえって良くないというのが僕の経験と持論。

とにかくまずはオイル消費量を減らさなくてはならない。
そのためには、シリンダやバルブシールの気密性を上げて、オイルが逃げないようにするしか無い。

うむ、確かにこのアヤシイ液体は、いたずらに摩擦係数だけ下げてしまうテフロンやモリブデン系よりはいいかもしれません。そもそもこれ自体がオイルなので、不純物ではないし。効果がなかったら抜けばいい。

使ってみるか。





2019年8月16日金曜日

エルグランド、オイル異常消費疑惑(その1)

今年はBMWよりもエルグランドの稼働率が圧倒的に多いのです。
BMWにいろいろあったというのもありますが(後で書きます)
長距離ドライブはエルグランドに主役が移りつつあります。
2018年12月に手元に来てから、8ヶ月で既に10000km。
これでオートドライブが付いていれば、もっと延びる。

8月上旬には所用であちこち寄りながらのさいたま〜仙台〜気仙沼まで約1000km往復の予定。

その前に一通り点検。
足回りは前回の記事で書いた通り、スタビライザーリンクを交換してシャキッとしました。

オイル交換のピリオドには、まだ5000km or 4ヶ月ある。
それでも一応オイルゲージチェック。

「……あれ?オイルがない」

Lラインはおろか、ゲージそのものにオイルがついてません。
そんなバカな……。

急遽オイルを足すと、ゲージのH-Lの中間まで入れて、なんと2.5Lも入ってしまいました。
規定量は4.5L(フィルター分除く)。ってことは2Lしか入ってなかったってこと?

10000kmで2.5L消費はいくらなんでも多すぎる。

オイル上がりか下がりか、オイル漏れか。

下回りやエンジンルームを目視しても、オイル漏れはなさそう。
となると、過走行でピストンリングやバルブシールが甘くなってきたのかな。
帰ったら対策しなくては。

とにかく今回はオイル補充のみで出発しました。





最遠到達点はここ。

もう、この風景だけ切り取れば、全盛だった頃の港の姿そのまま。
子供の頃には当たり前だった、引き込み線の機関車の汽笛、貨物列車の連結音、漁船の汽笛、サンマのニオイ、重油が海に漏れたニオイ……。
今ここに立っても、静かで、無臭。
時代は変わる。



ドライブ中も休憩のたびにオイルゲージチェック。
オイルの目立った減りは見られず。

「うーん」

半年間の走り方が問題だったんだろうか。

クルマの性格上、それほど吹かすこともないし
上げてせいぜい2500rpmぐらいまで。
エンブレもそんなにかけて走った自覚もなし(エンブレ多用するとオイルの減りは早くなる)。

どちらにしてももう18万キロのエンジンで、前オーナーのオイル管理もよく分からないし、何らかの対策はしておいたほうがいいのは確実。


2019年7月27日土曜日

エルグランドスタビライザリンク・ブレーキパッド交換(178230km)

前回書いた、車検時に気になっていた前輪のゴトゴト音
次第に気になるレベルが上がって
操舵時やギャップ越えの挙動にも影響が出るようになってきました。

おそらくスタビライザーあたりだろうなと見当はつくも
範囲が分からないので、ひとまず近くの整備工場に。

診てもらったら、右側前輪のスタビライザーリンクがダメになってるとのこと。
ブレーキパッドももう1000kmももたないらしく、合わせて交換依頼。

「スタビライザーリンクだけなら自分でもやれるかなあ」と一瞬考えたけど
梅雨が明けて炎天、素直にプロに任せることに。

朝9時半に持ち込んで、14時には作業終了の連絡が。
とにかく速い!

今日はちょうど入庫車も少なかったらしかったのもあるけど
部品調達午前中で済ませたってこと?



17万キロを経てへたったリンク。右下のボールジョイントのところが、目視では分からないけど、触ると完全に反力を失ってるのが分かる。

そう、この手の部品は目視では分からない事が多い。
素人がやればおおよその見当をつけて予備整備(交換)するしかない。

ブレーキパッドもセンサギリギリのところまで減ってましたが、こっちは写真撮りそびれ。


スタビライザーリンクを交換しただけで、足回りがかなりシャキッとしました。


それよりさっき気づいたんだけど、走行距離、前回のオイル交換から半年で1万キロ超えてました。
8月には出張や帰省で長距離移動が待ってます。
はやいとこオイル交換しなくちゃ。


2019年5月24日金曜日

エルグランド車検(175200km)……と、検査ラインのおおまかな説明

5月初旬のロングドライブを経た中旬、エルグランド(E51)の車検(継続検査)を受けに陸運局に行ってきました。

昨年秋に名変やったばかりだし、BMW、ベンツ、サンバーと4台もユーザー車検してるので、なんか年中陸運局に来てるような気がします。



24ヶ月点検は、今回は省略(後点検)にしました。
年末に左前のホイールベアリング交換修理をしたこともあって、ブレーキや下回りのチェックはその時に済ませてます。
その時点で異常はなし。
他はテスター屋さんで見てもらってからでも遅くない項目ばかりです。

とはいえ、他に全く不安がなかったわけではありません。
低速走行時、前輪からコトコト音がします。
これはだいたい察しがついてます。

アルファロメオに乗っていた頃は、よくこれに悩まされました。
BMWも最近するようになってきましたが
原因は下のどれかか、まあ、全部。

1,アンチロールバーを支えているブッシュ
2,スタビライザーリンクのブッシュ
3,ロワアームのブッシュ
4,ショックアブソーバーのブッシュ

つまり、ブッシュ。ゴム。

17万キロも走れば当たり前の要交換部品ですが、車検が通らないわけではないので、今回はそのままスルーしました。

今年中に交換できるかなあ。
その前にBMWの方もやっておきたい整備がいろいろあるなあ。



ともかく無事車検合格です。
令和です。



参考までにユーザー車検の際の、検査手順を簡単に書いておきます。
予約が済んで、納税と書類が揃っているのが前提です。

検査ラインに入る前の行列の時点で
・ボンネットのロックを外しておく
・鉄チンホイールの場合はホイールカバーを外しておく

検査官が来たら、検査票を渡し、指示に従って(検査官によって違う)

1,ヘッドライト、ワイパー、ウォッシャー液、ウィンカー、ブレーキランプ、ハザード、バックランプ、フォグ、クラクションの点検
2,所有者降りて検査官が乗り込み走行距離と警告灯、表示等のチェック
3,その間、所有者はボンネットを開けておく
4,車台番号の確認

次に順次ラインに入る
5,スピードメーター、フットブレーキ、サイドブレーキの検査
6,光軸の検査
7,排ガスの検査

最近は自動検査機になっており、検査手順の区切りのたびに、検査票を自分で機械に差し込んでチェックマークをもらう。

8,下回りの検査

下回りの検査でOKが出たら、最後の機械に書類にマークをもらい、検査官の合格のハンコをもらう。
その検査票と引き換えに新しい車検証をもらいに事務所に戻る。

以上がおおまかな順序です。
細かい順序に記憶違いもあるかもしれないので、気づいたらその都度直しておきます。

特別なことは何ひとつありませんが、周りはプロの方ばかりなので、初めてだったり久しぶりだとつい緊張してまごついてしまいます。

そういうときは、見栄をはらずに「初めてユーザー車検を受けます」と、事務所か検査官に申し出れば、親切に対応してくれます。

それと、僕がよく行く陸運局には「ユーザー車検用のライン」というのがあります。
そういう表示があるところは、そこに並べば検査官がつきっきりで対応してくれたりするので、心に余裕を持ってできると思います。







2019年1月5日土曜日

足を直してタイヤ交換して人里を離れ雪道ドライブ(エルグランドE51)

喪中故(関係ないか)、2019年の最初は、取材を兼ねて、人里を離れ電波もなかなか届かないようなところまでドライブしてきました。
久しぶりの雪道ドライブ、楽しかったー。
4WDはスバルレガシィ(BP)以来です。

もちろんスバルのAWDとは比べるべくもありませんが
それでもQV35エンジンと
FRベースの4WDと
2t超えのセットは
僕の想像を越えて素晴らしい。
(優れた走りだという意味ではありません)









関東の最奥(…のちょっと手前ぐらい)。
三が日は寒波が来て、昼間でも日陰は氷点下。
もちろん雪も積もる。



例年より雪は少ない模様。

最高です。
夏も冬も、標高1000mぐらいのところが相性良かったり。



温泉にも浸かってきました。
例によってお湯の話は省略。


あ、年末に不調を発したエルグランドの前左足は(参照過去ログ
結局ハブベアリングの不良と判明し、めでたく修理も済み
万全の状態での雪道ドライブです。


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話はクリスマスの頃に遡ります。

前にも書いた通り、以前からハブベアリングがE51エルグランドのアキレス腱であるということは知っていましたので、異音の正体についてはほぼ瞬時に見当がついていました。

はじめは自力でなんとか直せないかなと考えていました。
が、専用工具とパワーツールがいくつか必要で、ちょっと荷が重い。

やれるところは自分でやると決めてはいます。
が、やはり素人判断や、素人が手を出せないところまで無理に手は出したりして
過去何度も手痛い失敗を味わってもいます。

いやもちろんプロに頼んで手痛い失敗もかなりしてるんですが。

BMWの水回り交換に20万近くも払ったのにオーバーヒートと水漏れで一年も悩まされて
挙げ句、自分で部品代2万ぐらいでやり直してピタッと止まったとか……。
ほんと高い授業料だった。

でもその辺の判断とさじ加減は、やっぱり経験と必要と工具。
今回は特に工具、そして場所。

今回は素直にプロに任せます。

以前から、ファミリーカーに混じってベンツのAがリフトに上がってたり、クレーンが重整備されてたり親父さんの愛車がR2だったり、とても気になってた近所の修理工場がありました。

それで、おそるおそる、クリスマスの日に持ち込んでみました。
何台もガレージに入っていて、なんか忙しそう。

##
僕「どうもベアリングのようなんですが、直してもらえますか?」

オヤジさん「リコール出てない?前にキャラバン直した時は直した後からリコール出たんだけど」

僕「いや、出てないみたいです」

オ「そう、じゃあ見てみます。6か7でいい?」

僕「??(6か7?年明けの事かなあ)」
##


忙しい年末「作業は年明けだねえ」と言われるのが常の修理屋さん界隈で
「6か7でいい?」と言われ
(やっぱり年越すのかあ)と思うのが初期反応。

聞き返したら、12月26日か27日のことらしくて
「おお!速い!」と驚く。

ここに来て年内作業など望むべくもないんけど、マジで?
部品屋さん休みに入ってない?

いやあ嬉しいなあと、クルマを置いてホクホクしながら歩いて家に戻る。


ところが翌日になって修理屋さんから電話。
症状が再現できないという。
もしもベアリングが逝ってる場合は、100パーセント再現できるらしいのです。

「症状出るまでもう少し走って様子を見てみてください」とは
僕の発言ではなく、修理屋さん談。

症状出ないのにハブベアリングと決めつけて悪くないところは直したくないと。
いや〜、この異音が出る状態でロングドライブは怖いんですけど。


エルグランドの症状をもう一度おさらいすると…

症状その1)
走行中、ABSセンサー異常の警告ランプ。
翌日エンジンをかけると、消えていた。

症状その2)
雨の高速で4WD(オート)で走っていて、かすかに連続的なキンキンキンキンという金属音がした。
最寄りのSAに入って様子を見ようと、2WDに戻して減速し始めた途端に、ドーッというロードノイズともクルマの振動ともつかない音がした。
停めてタイヤ周りを見るも異常なし。ローターも手で触れる温度。

症状その3)
翌日、市街地を2時間ほど走行した後、4WDで国道バイパスを15分ほど走り、その後2WDに戻して田舎道を走り始めて数分後、再びドーッという音が左フロントから聞こえ始めた。
その後、交差点で止まって再び走り出すと、音は止む。

確かに再現性は100%ではない。


おやじさんを10分ほど質問攻めにして、もしかするとデフでしょうか、はたまたブレーキが怪しいでしょうかと粘りましたが、とにかくまずは自分の手で不具合をきっちり出し切らないといけないようです。

超自己責任の距離感。
完全にぶっ壊れなきゃ見てやんない感
その代り部品持ち込み可。
デフオイルぐらい自分で替えやがれ感(笑)

嫌いじゃないけど、今回ばかりは困る。

頑張りましたが、その日は一度、キーを突っ返されて来ました。

とにかくクルマを一度持ち帰り、諦めきれず、ジャッキアップして、自分で左足を揺さぶってみました。



やっぱりガタガタする。
軸方向だけのようです。
その幅数ミリといったところ。
車検でハネられるレベルかな。

それでもこれはベアリング(ピーン)

##
ここで僕の推理……

ベアリング摩耗が進み、走行中耐えきれなくなって一部破損
その結果、軸方向にトレッドがずれた

ABSセンサがベアリング部と干渉または距離が変わって信号を一時的に拾えなくなったが、一時的なもので、何かの拍子に位置が元に戻ったため、エンジンOFFでリセットされた

雨の高速をAWDモードで走行中、水がベアリングに侵入、さらに損傷が大きくなる。
さらにズレが大きくなり、ブレーキパッドもしくはガードとローターが干渉することにより、シャンシャンシャンという金属連続音を発した
自然減速した時にゴーという音が発したのは、ベアリングにデフからの逆トルクがかかったため。
E51エルグランドは、2WD時でもフロントデフが空転する仕様のため、4WDでも2WDでも減速すればハブにはバックトルクがかかる。
##


電話して事情とガタツキの現状、そして上の推測を話しました。
ここまでやってやっとリフトに上げてくれる事になりましたww

再びクルマを持っていくと、何度も歩かせてすまないと、帰りは家の近くまで送ってくれました。

ちなみに、おやじさんの話では、がたつきはボールジョイントの可能性もあるかもしれないから、そっちも見ますとのこと。

でも僕が確認した限り、左前輪のタイヤ&ホイールだけがカクカク軸方向に動くような状態だったので、おそらくハブベアリングで間違いないと思います。

ローラーベアリングでテーパがついてるので、摩耗だけなら軸方向にずれるだけで、再現性も散発的な可能性があります。これは古いアルファの時も経験済み。

おやじさんの言うキャラバン乗りなら、異音だけならほっておくレベルだと思います。

でもイタ車で散々イタい思いをして来た身からすれば、十分修理レベル。
クルマの異音や不具合にはかなり鷹揚な方ですが、不動へのシグナルには人一倍敏感。

家族や友人を乗せて高速道で不動状態など絶対にあってはならないし、高価極まりないABSセンサやローターまで巻き添えを食らわす訳にはいかないのであります。

果たして、他にハイエースの修理を2件も抱えているという年末2日間でしたが
仕事納めの最後の最後に作業してくれまして、無事年内に治ってくれました。

壊れたベアリングの写真を撮るのをすっかり忘れてましたが(良くない癖)
破壊はされてなくて、ベアリングが錆びて摩耗していただけのようでした。
ベアリングも摩耗が目視で確認できましたが、それ以上にベアリングハウジングの錆の程度がひどい。
ベアリングのコマが飛んだら死ぬよ。これはリコールレベルでは?

とにかくそれが原因で軸方向に車輪やローターがガタガタずれて、異音を発していたのでした。

--------------------------

と、まあ、あんまり役に立ちそうもない修理レポートですが、E51の太古車の異音や突然のABSセンサの異常で検索してここにたどり着いた方がいらっしゃいましたら、間違いなくそれは「ハブベアリングの摩耗または破損」ですので、すぐにジャッキアップしてタイヤごと揺すってみてください。

工賃は工場によってまちまちでしょうけど、今回僕がお願いした工場は約2万円。
部品代は純正で17500円(フザケ倒した高さだ)でした。

作業は業者サイトによっては「難しい!」とか「抜けない!」とか「3日間!」とか書いてあるとこもあるようですが、オヤジさんに聞いたら「かかっちまえば半日仕事」だそうです。


2018年12月27日木曜日

エルグランドさっそく御老体の体調不良を発揮する

最低限のオイル交換も済ませ、ひとまず仕事の合間に取材とキャンプ(車中泊)のリハビリがてら、少し遠めのドライブに行ってきました。

目的地は塩原温泉の奥の秘湯。
途中、雪が道端に残るかなり険しい山道を含め、往復で300kmほどです。




僕は実はそれなりの頻度であちこち温泉に行くのですが、SNSにもほとんど上げることもないしレポートにも全く興味がないのです。温泉ブログじゃないし。
なので、詳細についてはバッサリ割愛します。
行くのはなかなか大変なところですが、素晴らしいお湯です。
行けば分かるさ迷わず行けよ。

本題は、帰りの高速であります。
途中から雨が降ってきて、路面もかなり濡れています。
でも山道も高速も、4WD(オート)モードでかなり安定しています。
いやーこれだけの直進性があればストレスフリー
E51の4WDで良かったー……などと
100km/hを少し切るぐらいの流れに乗ってゆったりとドライブしていました。

しかしさっきから気になる「シャンシャンシャン」という金属音。

鈴を鳴らしているのか小さな鐘を鳴らしているのかサンタクロースか和田アキ子か

いや、前を走るトラックだなー……

……いや、自分のクルマだ!

どうも左前輪付近からのようです。
音がどんどん大きくなる。

すぐに最寄りのPAに寄ろうと側道に入り減速を始めると、今度は
「ゴゴゴゴゴ〜」という、恐ろしげな音が!

「タイヤか!?」

でもハンドルを取られる様子もなく、スムーズです。
音の割に振動も全くありません。

ともかくクルマを停めて下回りをぐるっと確認。
何にも起きてません。

念のため、ディスクのローターにも触ってみますが、素手で触れるぬるさ。

しばらく休憩して再び走り始めると、何事もなかったかのように、スムーズに走り始めました。

さて、これは例のアレか?

E51エルグランドについては、譲り受ける前から何点か車種特有の起きがちなトラブルについて事前に知識は得ていましたので、帰路あれこれ想像を巡らせました。

その有力候補が
前輪(特に左前)のハブベアリングが弱く、ひどいのになると40000km前後でベアリングがダメになる。
というものです。

4万キロですか。それはリコール案件では。

でもこっちは16万キロですからね、何が起きてもおかしくない。

ゆっくりそろそろと、2WDに切り替えて、まあ、ひとまずこの日は大事に至ることなく、無事帰宅できました。

(続く)




2018年12月19日水曜日

エルグランドオイル交換(167700km)



中古車(大古車)は、手に入れたら何はともあれまず油脂類交換。
そしてよほどお財布に余裕があるのでない限り、出来ることは自分でやんなくちゃです。
そでなきゃ新車買う。

うちに来た時点で既に、エンジンをかけるたびにオイル交換とオイルフィルター交換時期サインがうるさく鳴り響いていました。

もっともこの時代のエルグランド(日産車全般?)のメンテナンスサイクル警告は、オーナーが任意にキロ数を設定できたり、リセットできたりが可能なようで、あんまり信用はできませんが、整備記録を見ても少なく見積もっても1万キロ以上は交換されていない様子。
ゲージを見ても、MINの目盛りを大幅に下回っています。

フィルターは後回しにしても、オイルは早急にやらねば。
日和の良い日を選んで、作業しました。



VQ35(V6 3.5L )。
カバーはともかくとして全体的に年式の割にはかなりきれいなエンジンルーム。それなりにメンテしてきた結果でしょうけど。
それにしても狭い。これでも縦置きFR
エンジン本体に手を入れる時はどうするんだこれ?

排気量はクライスラーのグランドボイジャーとほぼ同じサイズですが、向こうはああ見えて横置きのFF。
ところで、グランドボイジャーも迷ったのですが、FFなのはまだいいとして、日本仕様の右ハンドルだけなぜかATシフトレバーが床から生えてる。本国仕様はもちろんコラムシフト。なぜ本国仕様にしなかった。ミニバンのシフトが床から生えてたら全く意味なしの上に、ものすごく遠くて使いにくい。

E51 エルグランドは、コラムシフトではないけどよりわかりやすいインパネシフト。


今回はひとまず上抜きです。


長年愛用の真空引き式手動ポンプで古いオイルを上から抜く。




規定は4.7L(オイルフィルター分込)
しかし、4L抜けてないですね。減ってたもんなあ。

そして、新しいオイルを入れるわけですが、オイル注入口がボンネットの奥の方に鎮座していて、ジョッキの注ぎ口では直接入れられそうにありません。
仕方がないので、サンバーのギヤ・デフオイルを入れる時に使った漏斗&ホースを引っ張り出してきました。



まずはジョッキで2Lほど測って



少しずつ入れる。
点滴…というほどではないにしても、一気には入らないので
ちょっと注いでは様子を見、落ちたと思ったらまた注ぐ。



結果的に4.5L入りました。



オイルゲージがとっても長い。
僕が見た乗用車の中で一番長いオイルゲージは、フォードV8(E250)のそれ。
エルグランドの2倍はゆうにあります。ムチみたいに長い。

とりあえず、最低限のオイル管理は当面これでクリアです。
追っかけてBMWもやらなくちゃ。

しかし自分で書いてても、オドメーターの数値にはびっくりだ。







2018年12月11日火曜日

まずは燃費チェック

第一線での活躍を終えた"大古車"ですから、入手したらすぐにでもやらなければならないチェックはいろいろありますが、何はともあれまずは素の状態で試走と燃費チェックです。

燃費チェックは古いクルマの状態を知る一番手軽な方法。
ネットなどで調べると、新車当時の実燃費はだいたい知ることができます。
NE51エルグランド(4WD・V6/3500cc)のカタログ燃費は10/15モードで8km/L
ユーザーによる平均実燃費でだいたい6キロ台前半だそうです。

譲り受けた場所から乗って帰る際に、渋滞気味の都内を走った時は、5km/Lを下回るほどで、「こりゃフォード(E250/OHV・V8/5400cc)並かそれ以下か?」とやや青ざめましたが、後日気を取り直して、改めて街乗り〜高速〜山道を、1/3ずつぐらい、片道100km程度を往復してみます。

計測は満タン法ではなく、車載のコンピュータ頼みですので正確ではないですが、おおよその目安にはなるでしょう。

まずは住宅地〜市街地の乗り始め10分ほど3.3km/lの状態(これはこんなもんでしょう)から、比較的空いている国道のバイパスに乗ると、ほどなく6km/L台前半に。
さらに高速に乗って1時間ほど走ると、7.5km/lに。


この後、一般道を山道を交えて往復約200kmほど走って帰ってくると、最終的に8.4km/lまで浮上できました。

かなり気を使いエコ運転に徹したとは言え、カタログ値は辛うじて超えることができました。
車載コンピュータの燃費値はだいたい数%は差し引いて考えないといけませんが、直6/2.8LのBMWが同じ様なルートで走ると約9km/lですから、4WDのV6-3.5Lとしては、まあまあ、いやかなり上出来ではないでしょうか。
まだまだ現役でいけそうな感じ。

ただ、アクセルオフにすると空走出来ずにみるみる車速が落ちてしまうのは、どデカイ図体の空気抵抗のせいだけではない気もします。

BMWもそうだし、エルグランドより古くて空気抵抗の大きなフォードも、アクセルオフにしてからも1km近くは走れるのに比べると、エルグランドの巡航効率は良いとは言えない気もします。
ミッションやトルコンの設定なんだろうなー。

ところで、ABS警告灯はいつのまにか消えてた。
センサが汚れてるだけかな。


2018年12月10日月曜日

ダイコン買うようにクルマを買う

二代目エルグランドの車台型式はNE51。
通称E51エルグランドというそうです。
なんだかE39(BMW)と似てる…

そんなのはどうでもいいとして

10年ほど前に、仕事で知人のエルグランド(初代E50)を借り出して荷物を満載し、けっこうな距離を移動したことがあります。
その時、その積載力と、日産V6エンジンの静かさとトルクと取り回しの良さにすっかりやられてしまいました。

初代でも良かったのですが、やはりこれから維持していくのにはちょっと古いのと
スライドドアが片方にしかなくて、後部座席の人の閉塞感が。

バンというものに僕は次のような条件を探し求めていました。

バン(貨物車)として使えること
ウォークスルー(運転席から後部に車内移動できる)であること
FR(後輪駆動)であること
できれば4WDであること
できればガソリン車であること
できれば6気筒以上であること
エンジンと前輪は運転席より前にあること(キャブオーバーでない)
F100のキャンバスが2枚以上積めること
6人以上乗れること
対面座にできること(座席を回転できる)
後部座席窓が開くか、後部座席にサンルーフがあること
最後部座席が取り外せるか、もしくは床面に格納できること
寝られること
両サイドスライドドアがあること
JAFの牽引車で引っ張れるトレッドであること
オートクルーズが付いていること

そして
ダイコンを買うように買えること(値段も含め)
これが一番大事。
何年もローンを払ったり、何週間も何ヶ月も納車を心待ちにしているなんて、人生のムダ。
八百屋さんで野菜を買うように
クルマも買いに行って乗って帰ってこれるようになるべき
というのが、僕の考えです。

BMWもサンバーも、ダイコンを買うように手に入れました。
クルマは全てかくありたい。





エルグランドは、オートクルーズを除けば
上の条件を全て満たしていました。
オートクルーズはオプション設定になっていたんですね当時。

でもバンには必須の機能ですよオートクルーズは。
後付のアクセルコントローラーが出てるので、それをつけることにいたしましょう。

2018年12月9日日曜日

次期運搬車選び

11月のある日の夕刻。
個展の最終日。
土砂降り。
軽トラでの搬出作業。
大切な作品を濡らしてしまう。
……かなり心が折れました。

今年は父の死や、取材、関西方面往復など、長距離移動や作品運びが重なりました。
来年は、さらに増える見込み。

次第に軽トラやセダン(BMW)に限界を感じてきています。

というわけで仕事グルマを探すぞ。


で、いきなり結論から。
↓↓↓↓↓↓


じゃじゃーん。

二代目エルグランド(E51)3.5L 4WD 2004年前期型最終。

手のかかるBMWと、エアコンなし荷台屋根なしの軽トラもかわいいのですが
彼らの手に余る仕事をこなせるクルマってないものか
昨年ぐらいから細々とやっていました。

なるべく壊れないクルマがいいなあ。
でも新車〜5年落ちというようなピカピカのクルマは分不相応。
荷物、特にF100のキャンバスが入り、人を乗せる時は6人以上、いざという時は車中泊もこなせて、キャンプの運搬車にもなって、なるべく古く、なるべく維持費がかからず、可能な限り自分でメンテナンスできるクルマがいい。

紆余曲折はありましたが
最終的に「国産のミニバン」
ミニバンなら二代目エルグランド(E51型)一択。

なぜ一択だったのかは、またいずれ書きます。

今回のクルマは今までで最多走行車。そして個人売買です。
もはや売り買いというより、「あげる、貰う、その代り不具合文句言わない…」
というようなお年頃です。(もうすぐ17万キロ)



いつまで働いてくれるのでしょうね。
引取って乗って帰った翌日、さっそくABS異常の警告灯が出ましたよ(笑)