2011年6月10日金曜日

マクロビオティックはどこまで緩くできるか(1)

マクロビオティックでは、「玄米菜食」という基本概念の他に、いくつか大切にされているものがあります。

その中に「身土不二」というものがあります。

人間は、食べ物でできている。
食べ物は土とその土地の気候風土から生まれる。
つまり人間はその土地の気候風土に合わせて食べ物を選ばなければならない。
人と土は切っても切り離せないものだ。

という概念です。


とても大切なことです。私もセッションでことあるごとに話している事です。
ですが、あまり神経質になりすぎると、豊かな食生活を否定してしまうことにもなりかねません。

マクロビオティックの線引きは、本来は厳格です。
しかし同時に、優しさ、許し、許容という精神を培うものでなければ、それを継続する意味はなくなってしまいます。

だから私は常に「ゆるめにやればいいですよ」と言います。

基本は玄米、そして地元の野菜中心の生活。なるべくオーガニック。
「摂らない方がいい」というものはなるべく摂らない。


一方では、こうして一度基準を緩めてしまうと、自己管理がどんどん難しくなってしまうという声もあります。それまで玄米菜食を中心にしていた人が、ある日蕎麦が食べたくなった。蕎麦はマクロビオティック的には何も問題はありませんが、「粉もの」というちょっとした弊害を持つ特徴もあります。マクロビオティックでは、製粉したものはあまり摂らない方がよいというのがあります。でもたまにならまあいいのです。

ところが粉ものというのは仲間を呼ぶ傾向があります。
次は必ずうどんが食べたくなるんですね。
うどんはさらにマクロビオティックから外れます。

うどんを食べると、パンやラーメンが食べたくなります。
パンやラーメンを食べると、濃い味のスープが欲しくなります。
濃い味のスープを味わうと、陽の強い味がどんどん欲しくなります。
肉や魚などの強陽の食品が多めに欲しくなります。
強陽食品を摂ると、必ず対極の強陰、例えばアイスクリームや乳製品などが欲しくなります。

気がつくと、マクロビオティックとは無縁の食生活に変わり果てている
そういう事も珍しくありません。

こうなると玄米菜食に戻るのがとても大変になります。


かくいう私もしょっちゅうです。
だから、やっぱり線引きは重要なのです。
一体、どこにその線引きをしたら良いのでしょう。




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