2014年5月25日日曜日

ストレスと脳と陰と陽、祈り

ストレスとは、悪循環そのものです。


極度のストレスや疲労が長期間連続して、あるいは断続的に続くと、脳の記憶や論理思考を司る連合野のエネルギーが解放されにくくなり、血行が滞りやすい体質になります。
考えれば考えるほど、ますますリラックスし難い体質になっていくのです。

リラックスできないと、常に緊張状態で物事に当たるために、さらに行為そのものや外的環境に対してストレスを感じてしまうことになります。

考え込みやすい人とは、そういうタイプの人で、うつとは脳のエネルギーの滞り、いわば肩こりのようなものです。
この肩こりが長期間続くと、最終的には身体や脳の部位の物理的寿命を著しく縮めてしまいます。

それを防ぐためにはどうしてもエネルギーの解放が必要で、薬理的な言い方をすればドーパミン放出を強制的に行おうとする行為が必要となります。
それがアルコールをはじめとする薬物の摂取やドーパミン放出行為そのものです。

壊れた神経細胞は物理的萎縮によって不可逆的に変質してしまいますが、神経細胞が壊れるか補完されるかは、本人の身体年齢やドーパミン放出を助ける物質や行為の陰陽によって大きく左右されます。


ここで適度なドーパミン放出がなされればいいのですが、急激に大量のドーパミンが出てしまったり、その行為のみによってしかドーパミンが放出されない状況になってしまうと、依存につながってしまいます。

ドーパミン放出を強力に手助けしてくれるような薬物や行為は、脳の神経伝達系を補完増強するよりも、むしろ壊してしまうもののほうが多く存在します。

ドーパミン放出のきっかけとなる物質、行為、その経過が陰性である場合、脳には深刻なダメージが起きます。

その陰陽は量や元々の体質との兼ね合いによって決まるので、これが陰、これが陽であるとは明確な区分けは出来ませんが、例えば陰性の体質の人が陰性の薬物を服用すれば少量でも不可逆的変質は加速的に起きてしまいます。
逆に陽体質の人が多少の陰性物質を取り込んでも、さほど影響はないということになります。

参考までに、ドーパミン放出を助けてくれると言われている物質のどういうものが陽と陰の傾向を持つか、抜粋しておきます。

陽の傾向を持つもの
少量の肉、暖色系の野菜、火を通したもの、少量の茶色または黒い食べ物(油を除く)、少量の醸造されたアルコール、少量のシガレットでない喫煙、健康的な笑い、適度な性行為、趣味、適度な運動

陰の傾向を持つもの
白い食べ物全般(白米、砂糖、乳製品、小麦など)、生野菜、油、蒸留されたアルコール、過度の飲酒、過度の喫煙、純粋に抽出合成された薬物全般、不健康で他者を傷つけるような笑い、過度の性行為、過度の運動、悪口や批判、呪い

過度の陽(極陽)は、全て転じて極陰となります。つまり上記の陽の傾向を持つものは、量が増えると簡単に陰に変わります。
また、元々極陽であるために注意が必要なものに以下のものがあります。
辛い食べ物、スパイス、怒り、ギャンブル、自動車や機械の運転など。

陰陽の呪縛から離れて全てのストレスのエネルギーを簡単に、そして完璧に解放してくれるのが「力ある祈り」です。

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