2016年4月5日火曜日

何を描くかではなく、何が見えるかだ

何を描こうかと思ってしまえば、描くことは苦しみになってしまう。

大切なことは、何を描くかではなく、筆を動かした先に何が見えるかだ。

今まで40年間描いてきて、会心の出来は例外なく、何を描いたかではなく、描いた先に何かが見えて、導かれるままに描いたものだった。

だからとにかくまず、筆を動かし、色を乗せる。
考えるのはその後だ。