また水温が、こんなですよ。
ある朝、ああ調子いいなあ、ずっと調子いいままでいてくれたらいいなあと撫でこくりながら運転してたら、突然水温計の針がぴょん…ぴょん…と上がりだして…。やばい!
この水温計、針がスムーズに上がるのではなくて、ぴょん…と一足飛びにあがるんです。
心臓に悪い。
急いで家に戻り、取り敢えず路上で往生は避けられましたが。
エンジン冷えてからチェックするも、冷却水が減ってる様子もなく。
二〜三日、エア抜きを試みては暖機を繰り返すのですが
暖機中は安定しているのに、「もう大丈夫だろう」と走り出すとすぐに上がりだす。
上がりだしたら、取り敢えずヒーター全開にすると一時的に水温が下がります。
そのすきに家の駐車場に入れる。
「こりゃたぶん、というか十中八九、サーモスタットだなあ」
2年前に取り替えたばかりなのに。
などと考えながら、まだ少しエア噛んでるんじゃないかと
エア抜きバルブを緩めてると…
エア抜きバルブが折れた。
また折れた…。
クーラントのエア抜きバルブ(樹脂製)
もろこしのようにもげる。
締めすぎてもげたのでは断じてないんです。
エア抜きしようと「緩め始めたら」突然
「ブシューッ!!!!!」
って大間欠泉が生誕し、とっさに逃げて右手に握りしめたドライバー見たら、ネジ頭だけくっついてた。
高温高圧にさらされているせいなのか、ドイツ人の樹脂に対する意識がトンマだからか、とにかくたった2年でこのありさまだい。
周囲には「もう寿命じゃねえの?」と言われてますが、欧州車のお水回りはクルマの寿命じゃねえんです。
計画的陳腐化という名の、資本家による労働者搾取の陰謀であります。
先生、サーモスタットは消耗品ですか?
2年4万キロで交換するもんですかい?
というわけで、部品を取り寄せて、サーモスタットとそのハウジング、ウォーターポンプ、ガイドプーリー一式交換作業に入りまする。
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