2019年12月4日水曜日

BMW ブレーキパッド交換(前輪)112415km

11月11日〜17日の個展期間中、毎日埼玉と銀座を往復しているうちに、ブレーキを踏むたびに前輪からキーキー音がするようになっていました。
これは、ブレーキパッド摩耗センサの音なので、「ブレーキが終わったな」とすぐに分かるのですが、肝心の警告灯がいつまで経ってもつかないので、そのうちだんだん「あれ?違うのかな」という気になってきます。

そして本当に異音がしなくなってから警告灯が点くのです。



部品取り寄せ。
といっても純正なんか高くて使えないので、常に汎用メーカーのものを。
Made in Romania。

一応、4輪分セットで。
でもひとまずは前輪だけ。センサも注文しておく。
パッドセンサは左前輪に付く。
700円弱。

E39(528i)のブレーキパッド交換に必要な工具は
・マイナスドライバー2つ(大活躍)
・7mmHexとラチェット
・ピストンプレッシャー(ブレーキポット面を押し広げる道具。アストロPで数百円)
・タイヤ脱着工具とジャッキとウマ






手順:
・タイヤを外したら、キャリパーを留めているクリップをマイナスドライバー2つを組み合わせて外す。
・キャリパー裏側上下にあるゴムブーツを確認し、ドライバーでこじってプラキャップを外す。
・中の7mmHexボルトを緩める。
・キャリパーがパッドホルダとフリーになるように、Hexボルトを外す(ドライバーですきまから押し出すようにすると取れる)
・キャリパーを外す。
・パッドを交換する。その際、ピストンプレッシャーでポットを十分に押し広げておく。
・逆順に組み付ける。左前輪はセンサも交換する。
・グリスアップは必要なし。
・エラーコードを解除して終了。





決まって手こずるのは、分解でも組付けでもなく、タイヤの取り付け。
なぜなら欧州車はスタッドにタイヤを入れるのではなく、センター合わせてボルトをねじ込んでいくタイプだから。ほんとめんどくさい。


日本車も含めた他の国のクルマに比べて、ドイツ車はなんでもないファミリーカーでもなんとなくブレーキパッド交換に手間暇がかかる気がする。
キャリパーの固定の仕方が念入りというかちょっと独特。



センサ組付けの写真を順序よく取っておくのを忘れたので
とりあえず撮った分だけあげておく。


センサの、本体とつながる端子部分。




センサの先端部分。
ブレーキが終わるとセンサも必ず削れて再利用はできない。
そもそも「これ、外にあっていいんですか?」ぐらい華奢な部品なので、無事でも再利用はできないと考えたほうがいい。
高い部品ではないし。




白いのはABSセンサ。これも相当やばい感じ。近々交換しよう。
隣の空白部分に、ブレーキパッドセンサの接続部分がくる。(下に垂れ下がってるのがそれ)



おまけ。
長年愛用していたシルエットのメガネを外して作業していて(老眼だから)、踏んづけて壊してしまった。ブレーキと引き換えに。まあメガネも替え時だったのでいいんだけど、大人になって何がアタマに来るって老眼が一番アタマに来るよなー。

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