2019年5月24日金曜日

エルグランド車検(175200km)……と、検査ラインのおおまかな説明

5月初旬のロングドライブを経た中旬、エルグランド(E51)の車検(継続検査)を受けに陸運局に行ってきました。

昨年秋に名変やったばかりだし、BMW、ベンツ、サンバーと4台もユーザー車検してるので、なんか年中陸運局に来てるような気がします。



24ヶ月点検は、今回は省略(後点検)にしました。
年末に左前のホイールベアリング交換修理をしたこともあって、ブレーキや下回りのチェックはその時に済ませてます。
その時点で異常はなし。
他はテスター屋さんで見てもらってからでも遅くない項目ばかりです。

とはいえ、他に全く不安がなかったわけではありません。
低速走行時、前輪からコトコト音がします。
これはだいたい察しがついてます。

アルファロメオに乗っていた頃は、よくこれに悩まされました。
BMWも最近するようになってきましたが
原因は下のどれかか、まあ、全部。

1,アンチロールバーを支えているブッシュ
2,スタビライザーリンクのブッシュ
3,ロワアームのブッシュ
4,ショックアブソーバーのブッシュ

つまり、ブッシュ。ゴム。

17万キロも走れば当たり前の要交換部品ですが、車検が通らないわけではないので、今回はそのままスルーしました。

今年中に交換できるかなあ。
その前にBMWの方もやっておきたい整備がいろいろあるなあ。



ともかく無事車検合格です。
令和です。



参考までにユーザー車検の際の、検査手順を簡単に書いておきます。
予約が済んで、納税と書類が揃っているのが前提です。

検査ラインに入る前の行列の時点で
・ボンネットのロックを外しておく
・鉄チンホイールの場合はホイールカバーを外しておく

検査官が来たら、検査票を渡し、指示に従って(検査官によって違う)

1,ヘッドライト、ワイパー、ウォッシャー液、ウィンカー、ブレーキランプ、ハザード、バックランプ、フォグ、クラクションの点検
2,所有者降りて検査官が乗り込み走行距離と警告灯、表示等のチェック
3,その間、所有者はボンネットを開けておく
4,車台番号の確認

次に順次ラインに入る
5,スピードメーター、フットブレーキ、サイドブレーキの検査
6,光軸の検査
7,排ガスの検査

最近は自動検査機になっており、検査手順の区切りのたびに、検査票を自分で機械に差し込んでチェックマークをもらう。

8,下回りの検査

下回りの検査でOKが出たら、最後の機械に書類にマークをもらい、検査官の合格のハンコをもらう。
その検査票と引き換えに新しい車検証をもらいに事務所に戻る。

以上がおおまかな順序です。
細かい順序に記憶違いもあるかもしれないので、気づいたらその都度直しておきます。

特別なことは何ひとつありませんが、周りはプロの方ばかりなので、初めてだったり久しぶりだとつい緊張してまごついてしまいます。

そういうときは、見栄をはらずに「初めてユーザー車検を受けます」と、事務所か検査官に申し出れば、親切に対応してくれます。

それと、僕がよく行く陸運局には「ユーザー車検用のライン」というのがあります。
そういう表示があるところは、そこに並べば検査官がつきっきりで対応してくれたりするので、心に余裕を持ってできると思います。







2019年4月22日月曜日

BMW車検 106900km

車検に行ってきました。



毎年のように受けてるし普段整備して必ず受かるって分かってるのに、何故かいつも緊張しちゃうのです。

ラインに入ったら黙って乗って待ってればいいものを、わざわざ降りて係員を呼びに行ったのは、最初が排ガス検査だと勝手に思い込んでたため。

「あれ!プローブも検査機も記録機もない!すいませーん」

思い返せば、最初が排ガス検査で自分で突っ込まなくちゃならないのは軽の車検の方だった。普通車は最後。



ともあれ、何事もなく完了。

前回車検から30000km走りました。
去年今年は走行を控えたので、年間走行15000kmで済んだ計算。

車検のための整備は、
運転席側のタイロッドブーツ交換





簡単な作業なんだけど、潜って大径レンチかけるのがほんと億劫。
外すのは簡単でも、組み直しは倍以上時間がかかります。

それから、メーター表示の電球交換。
オドメーターの部分だったので、これがちゃんとしてないと車検が通らない。




切れてたのは1個でしたが、4つ注文したので、極が怪しそうなやつを4つ交換しておきました。(全交換だと5つ必要)
フィラメントが切れてなくても、点灯しなくなるものはしなくなります。



例によって、樹脂部品はあちこち朽ち果ててます。

今日の残骸。

ほんとやばい。
内装のカプラーストッパーが朽ち果てるとは。
どこかで総取っ替えしないと崩壊していくドイツ車。

まあ、そのうちなんとかしようと思います。
プライオリティは高くないけど。

あとは光軸調整はテスター屋さんでやってもらいました。
前回、朽ち果てた光軸調整ネジは取り替えているので、あと一回分ぐらいは保つでしょう。
ブレーキも意外と長持ちしてます。
アルファの時の、車検ごとにローター交換とはえらい違いだ。


次はエルグランドか。

2019年2月26日火曜日

BMW タイヤ交換(105440km)

ある朝、BMWを運転している時のことです。
アクセルを踏んで加速しようとすると

「ずごごごごご」

となんか変な音がする。

ん?また?

今度はなに?

とっさに徐行しながら窓を開けて音の出どころを探る。

そしたら「ブシュー!!!!」っていう例の聞き慣れた音が。

「あ、パンクだ」

すぐに路肩にクルマを停めて確認すると、右後輪がぺしゃんこになっておりました。

うーん……

このところ、パンクづいてます。

こないだもサンバーがビスを踏んでパンクしたばかり。
さてどうしたものか。

スペアは積んであるのですが、この場ではジャッキアップできないのと
目的地まであと1〜2kmほどでしたので、とりあえずハザード徐行してそこまで移動させることにしました。

近々新しいタイヤにしようとしてたところでしたし、いいや。



その勇姿。

ホイールが傷だらけになりはしないかとそれだけ心配でしたが、全く問題ありませんでした。
コンチネンタルはこういう時強いです。

鉄線が露出しまくってましたが、サイドウォール自体はしっかりと自立している。不思議とハンドルもぶれない。(別にランフラットというわけではない)
コンチネンタルはそんなところがあって、その昔、ゴルフIIで初めてその強さを実感しました。ピレリはこうはいかない。500mも走れない。

とにかく交換です。

コンチネンタルが純正タイヤ指定なので、できればコンチネンタルでいきたい。
日本車の時はよく行く石橋さんのショップは石橋さん製かファイヤストンしかないし
黄色やオレンジの量販店は激安アジアン以外は突如高額…なんで真ん中がない?
コンチネンタルの代理店は遠いし定価で目玉が飛び出る。

もう少し予算を抑えたい。
というわけで今回、初めてネット通販でタイヤを買うことにしました。
いいのがあった。
コンチツーリングのエクストリームというやつ。

実用タイヤでいいの。
200km/h巡航するわけじゃなし。
もちろんオールシーズンです。
DWSって書いてある。
ドライ、ウェット、スノウ。
関東の雪にはオールシーズンが一番いい。



問題は持ち込み可の工場です。
ガソリンスタンドでもいいんですが、まあたいていいい顔はしない。

いつもガソリンを入れてるお得意さんのはずのスタンドでもなんかえらく高いことを言われる。まあ、めんどくさいしね。工賃だけじゃ儲からないしね。やりたくないんだね。
いい顔をしないところに頼んでいい結果になったことがあまりないので、他に探さないとです。

これまでタイヤはホントにDIY整備の鬼門でした。
重整備だって頑張ればシロウトにもなんとかなるけど、タイヤだけは別。

だからここ数十年はタイヤだけはもうディーラーか石橋さん系で定価と言い値で換えてもらうしかなかったのでした。

だけど、他の部品には通販や価格比較の選択肢があるのになんでタイヤはないの?

なんて考えてたら、通販+持ち込み可工場 という方法があるらしい。
というので、通販で買ってみたわけです。
とにかくタイヤ単体だったらいくらでも選べるのが嬉しい。

で、持ち込み可の工場は…と、グーピットで探してみると、意外とあるものですね。
以前から気になってた外車専門にやってる整備工場が、どうやら持ち込みタイヤ組み換えもやってくれるらしいので、見積もり依頼してみました。

……が、待てど暮らせど返事来ず。

後から分かったことですが、どうやらグーピット経由のメールが届いてないか見落としがあったらしい。残念。

4日待って諦めて、あらためて自力でググると、灯台下暗しで、クルマで15分ぐらいの近所に、個人経営でやってる、タイヤ持ち込み交換専門のガレージがありました。
タイヤ交換専門のワークショップは珍しい。
店構えも自営って感じでちょっと自分好み。

ネットで予約できて、通販元からのタイヤの直送もOK。
そしてグーピットで検索しても出てこない。
お一人でやっているようです。



最新のバランサーもあって作業もスムーズ。
1時間もかからずに5本(スペアのバルブ交換も含む)の作業完了。



こういうお店は、どうやら超扁平のお客さんを持つクルマ屋さんとかが重宝するらしく、都内からも依頼が来るようです。
僕が待ってる間も、28インチ30(扁平)とか、それタイヤの意味あんのか?ぐらい訳の分からないタイヤが持ち込まれてました。

工賃は、タイヤ購入前提の量販店と比べて高いのか安いのかは分からないけど、なるべく自分の手を煩わせたい派としては、選択肢の自由度が突然高くなったのでした。

ありがたい時代だ。