2008年8月30日土曜日

しあわせには仕組みがある

人生の困難に直面し、壁に突き当たった時
幸せについて書かれている本を読んだ経験があると思います。
そのとき、もしかしたら、こんな言葉に出会った事があるかもしれません。
「幸せとは、お金のあるなしや、社会的地位、他人の評判、見た目とは何の関係もない。
幸せとは、心の状態である。あなたが幸せだと思えば幸せだし、不幸だと思えば不幸なのだ。」と。

ある時はこの言葉に心から同意でき
そしてまたある時は、全く同意できない
そんな両方の経験をお持ちではないでしょうか。
幸せを感じていたり、やりがいのある仕事の後の充実感を感じている時
あるいは深くリラックスしている時、余裕のある時
わたしたちは、「幸せとは、幸せと感じるそのものなのだ」と実感できます。
幸せとは、あなた自身の思いであって、外に現れている状況ではありません。
それは確かです。
しかし逆に、逆境にあるとき、私たちはこうも思います。
「今の状態が改善されなければ、自分は不幸なのだ。なのに
自分を幸福だとどうして思えよう。
私が知りたいのは、この目先の問題を解決するすべなのだ」と。
目先の問題を解決し、外に現れている状況によって、私たちの感情が左右され
幸福感を作り出すこともまた事実です。
あなたが読んだその本は、嘘を書いている訳ではありません。
ただ、幸せには、仕組み(メカニズム)があります。
その仕組みを正しく知る事で、その本に書かれている幸せの定義が真実味を持ちはじめます。

その仕組みを知って行動すれば
どんなことがあっても、あなたは自分を「幸せだ」と思え
どんな逆境にあっても、それを意に介さず
自らを幸福に向けて進めてゆく事ができるようになるでしょう。

逆に言えば、幸せの仕組みを知らなければ
あなたはどんなに「幸せだ」と思おうとしてもいつも何かの不安に怯え
問題を解決できたとしても、ちっとも幸せにはなれないのです。
幸せの仕組みとは何でしょう。
それは決して難しいものではありません。

(2008/08/30)

0 件のコメント:

コメントを投稿