2016年3月30日水曜日

一晩の神の手

色と色を重ね合わせる。
どうも判然としない。
心の中でしっくりいかない。

一晩経つ。

同じ場所を見る。

素晴らしいコントラストにはっとする。

明らかに、一晩のうちに何かが起こって、色が変化し、重ね合わせが違う色を生み出している。

溶剤が硬化したからなのか
それとも何かの科学変化が起きたのだろうか?

神の手だろうか?

何れにしても、その変化が、次の一手の大きなヒントになっていることは間違いない。
油彩における絵描きの一手はこうしていつも神によって助けられている。

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