大きく立派な山門。これだけでも重要文化財の価値あり |
神社形式の境内なのも面白く、全国的にはまだ無名に近い存在であることも手伝って、ゆったりとした時間が流れ、とても居心地の良いお寺です。
拝殿の奥にある歓喜院が国宝になっています。
江戸時代ならではの唐破風と千鳥破風がブレンドされて 巨大なお神輿のようになっている |
ベンガラ、漆、岩絵具、金箔…憧れの伝統画材ばかりなり |
全ての彫刻、作り、浮き彫り、絵にはもちろんそれぞれ意味があって、ボランティアガイドさんの説明を聞きながらじっくり1時間ほどもかけて鑑賞できます。
僕的には、一日見ていても飽きないです(二日連続で行ったぐらいなので)。
龍やバクやサイや…… |
象、龍、鳳凰、獅子、などなど |
弁天、吉祥天が双六をしているのを、毘沙門天が見ている 横にいるのは、いつもは毘沙門天に踏んづけられている天邪鬼 |
縁の下、三方に猿13匹。一番のお気に入りはこれ |
土台が組木でできている。サスペンションみたい |
常に修復中 |
小林正直氏(妻沼出身の画家)の屏風絵も見られました。
役僧さんに声をかけるとこころよく二階奥まで案内してくれました。
玄関から待合の間や廊下にいろんな寄進の書画を見ながら進むと、二階の奥の間に他の歴代の奉納書画や彫刻と並び小林氏の作品も鎮座。
勢いのある龍の図は、歓喜院や本殿の飛龍に現代の感性で見事に呼応するようでした。
小林正直作「銀龍図」 |
まあ、たぶんそのうちできるのでしょう。
名物の、長いおいなりさん。午前中で売り切れる |
↓妻沼聖天の案内サイト(更新されてなくてちょっと情報が古いかも)
http://www.ksky.ne.jp/~shouden/
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