2019年10月8日火曜日

BMW水回りのトラブル再発と最終解決(110000km付近)その1

ほぼノートラブルだったBMW。

2017年初め頃に都内某所の「BMWやります」と謳った修理屋に、サーモスタット交換を依頼したら盛大な水漏れと水温異常の事故を起こされて
それ以来ポンコツ化した話はしましたっけ?

その当時の記事だけなぜか見つからない。
Twitterに愚痴書いてスッキリして忘れてたのかな?

とにかくそれ以来、水まわりのトラブルが持病のようになっていたBMWです。

原因は
1,修理屋さんの、サーモスタットハウジング取り付けノウハウ不足で
2,サーモスタットとセットで交換しなくちゃならない樹脂製のハウジングを再利用した
3,取り付け不良と歪みでブロックとの隙間から盛大にクーラントが漏れた
4,クーラントレベル異常、水温異常

というような感じ。
それから2年間に渡って、DIYによる試行錯誤は続いたのでありました。

これが一筋縄でも二筋縄でもうまくいかない。

その間、サーモスタット2回交換、ハウジング1回交換、クランクシャフトセンサ1回交換、カムセンサ1回交換、テンションプーリー1回交換……。

クーラント交換は数知れず(減るから)。

その都度「まあこれで半年はもつだろう」というぐらいの応急処置はしながら走ってました。

BMWのサーモスタットハウジングとエンジンブロックの接合は面白いというより、設計上「漏れないほうがおかしい」形状になってる。
普通のクルマならあるはずの、Oリングがガッチリ噛むような場所に何もない。
文字通り何もない。

Oリングがある場所(2箇所)も、潰れ代がコンマ5mmもない。

これではもれない訳がない。





それで結局、1年ぐらい前に液体ガスケットをちょっといいやつに替えまして、コッテリ塗りたくったらしばらく止まってました水漏れ。

(過去記事「またしてもサーモスタット」2018/10/9)



で、今年(2019)7月になって再発。
おそらくガスケットがどこかで剥がれた。

ハウジングが構造的にエンジンブロックに密着する肉厚がないんですもの。
そりゃあ剥がれますよ。

で、水漏れぐらいなら、クーラント足しながら走れます。

でもBMWは水漏れ起こすとエンジンが止まるようにできている。
いや、そんなたいそうなシステムではないんだけど、仕組み上、とにかく止まる。


樹脂製

熱変形

サーモスタット開くと水圧に耐えられないで水漏れ

直下にあるクランクセンサに悪さする

クランクセンサは防水ではない

センサ不良

アイドリング不調とミスファイヤ

エンスト


一体どんなガスケット使いやいいんだ。
…と、ここまでが水漏れ&アイドリング不調、エンストと、その都度修理を繰り返していた2年間のe39BMW528iの顛末。

このドタバタに終止符を打つべく、わたくしは立ち上がったのである。

(続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿