2001年9月6日木曜日

次期主力機選定(2001/9/6)

時期主力機の選定を、気が付くともうかれこれ3ヶ月は続けていたのです。

75を2度もしたたかぶつけ(自分の不注意のせいで)、想像以上に心の凹みも大きいものがありました。

そして、この期に及んでも板金修理をするかどうかを迷い続けている自分にもいささか驚いてます。

板金というのは実に大げさな工賃と納期がかかります。限りなく法外に近いかもしれません。

そしてその手痛い出費の割には出来上がりに満足することは少なく、直しても直さなくてもクルマの機能にはいささかの違いもないのがさらに腰を重くします。

だから相当に美しいクルマでないと、そんなお金を払う気になれない訳です。

そのせいかどうか、僕は相手の100%過失で起きた事故で大きな修理依頼をしたきり、板金を外注した事がありません。

しかし今回のこれは、どうも自力では無理っぽいです。側面にもゆがみの影響が出ている感じ。

でもまあ、言ってしまえば直す気にさせてくれない75TSの限界とも言えますが。

gtvならば「これでもかっ!」というくらい、ペーパーがけをしたものです。

いや、そんな事ではなく、こんな信じられないヘマを二度もやらかしてしまってからこっち

75のあんまりの見切りの悪さと、疲労を一切許してくれない狭量なドライバビリティに

ずっと腹を立てているのかもしれません。

 

それなもんで、75TSをもう相当使い倒した感のある僕としては売っぱらってさっさと毛色の違うクルマに乗り換えたくてジタバタしてました。

 

けれども同時に、もうクルマも行き着くところまで行ったのかなあと考えててもいました。

というのも、正直に白状してしまえば、僕は最近新車で出るヨーロッパ車にはかなり辟易しているんです。

どのクルマも、進んでいるようでいて、どこか必ず欺瞞を感じます。デザインもあんまり良くない。

 

競争が激しいから、モノ作りよりも経営戦略に重心を置かざるを得ない事情はよく分かります。

けれどもあまりに不真面目なクルマが多くなってきてませんか。特にフランス車。

前にもちらっと書いたけど、フランス人もつくづくクルマを見る目が落ちたなあと感じる様になりました。

「昔は良かった」と言うつもりはないけれど、このままではヨーロッパ車はモノとしてダメになるでしょうね。

まあ、その分日本車が頑張ればいいのか。

そんな訳で、ここ数年、ちょっとアンニュイな気分になっていたのでした。

けれどもそうやって今までいろんなクルマに乗ってきたつもりになっていろいろ思い返してみると実はそうでもない事に気づいてしまいました。

せいぜい4t車を借りて乗りまわして「こいつはいいや」と得意満面になったのはいいけれどコンビニに入れなくてひどく難儀した…ぐらいが、自分の中で変わった思い出。

といったって、これだって別に仕事でトラックを使う人に言わせれば、単に笑っちゃう話。

まだまだですね。

 

というわけで、今回出た結論はこんなの。



そう、とうとう僕はRVに手を出しちゃいました。しかも1990年モノ。なんと75TSより古いではないですか。

今、コイツの駐車場探しで四苦八苦してます。

というのも貸し駐車場というのは、もっぱら2m×5mで仕切られているのが普通 。

コイツは6m(笑)。それでもアメリカンのRVの中ではゴミみたいに小さいのです。

ちなみに排気量は5.7Lだそうで。もちろんガソリンでV8。まあ、これも別に驚くにはあたりませんけど。

最初購入を予定していたクラスCと呼ばれるRV達の殆どは、6.8~7.5L。燃費なんか「考えるな」だそうですから。

問題なのは、これで75TSなしでも生活できるのか?って事。