2011年7月21日木曜日

復活(ANASTASIS)



復活/ANASTASIS

Chihiro Satow

F30/2011/oil painted on canvas



ぼくらは復活する。何度でも。
天を突く炎となって。





※ご希望の方にはお譲り致します。

2011年7月19日火曜日

インドの蛇使いと女



インドの蛇使いと女/Snakeman & Woman
・佐藤千洋(ChihiroSatow)
F20/2010-2011/oil painted on canvas

2011年7月9日土曜日

打ち響くもの(2)

そして愛以外、何の意味もなくなる世界が来る。

愛に生きてください。
愛とは何かを考えるのではなく
ただ、愛してください。

一人だけでなく、自分が愛せるだけの全ての人に
最大の愛を分け与えてください。
分け隔てなく。

それは、愛さなければならないから愛するのではなく
お互いに惹き合うから
同じ時を過ごしたいから
必要としているから
愛したいから愛するように。

家族や恋人だけでなく、いろんな人を愛して下さい。
家族や恋人だけを、友人だけを、限られた人だけ愛するように
あなたは誰かに言われていたかもしれない。

誰かを愛したら、他の人を愛してはいけないとか
誠意によってどちらかを選びなさいとか
そういうものは、諍いや争いを生んで来た者達の望みであって
私の望みではありません。

狭く、排他的で嫉妬に満ちた、所有や従属の洗脳から解き放たれなさい。

あなたの心は本当は、もっと自由で広い。
あなたの心は、全ての兄弟、全ての姉妹、全ての恋人を愛せるようにできているのです。

愛したい人を愛し、愛する人といるように。
それが世界中に連鎖するように。
みんな。

さあ
もう戦わなくていいんですよ。
もうすぐですからね。


愛しています。

愛しているから美しいのです

美しさというのは
何か難しい理論や基準があって
美しさが決まるのではありません。

結局のところ、美しさを突き詰めていくと、愛。

愛のない美しさというのはない。

宇宙の中で、生命を
生み育むという使命を与えられた私たちは
全て愛でできている。

宇宙の愛、神の愛、人間の愛。


愛は命。

美はその命をより伸びやかにしてくれる。

人間が今まで調和と思っていたものよりも
もっと深い場所で
それは調和と生命力を高らかに歌っている。

意識を愛に集中してください。

愛したいもの、愛したい人、愛したい時、愛したい場所。

それは全て美しいのです。

美しいから愛したいのではない。

愛したいから、美しいのです。

愛しているから美しいのです。

愛すべきものは、全て美しい。

愛しています。

2011年7月7日木曜日

マクロビオティックはどこまで緩くできるか(2)

マクロビオティックの全てのテーマには、先に書いた「身土不二」という考え方に基づいた「地方」「気候」という概念の他に、「季節」と「労働」が深く関わっています。

それは、「進化した自然主義」でもあります。

マクロビオティックは、決して「昔に戻る」ことがいいとしているのではありません。

「マクロビオティックはストイックで辛い」という人がいますが、それはマクロビオティックを教条的に、あるいは「時代遅れ」「時代に合わないもの」として捉えているせいかもしれません。

本当は、マクロビオティックは、進化した食事法であり、とても楽しい食事法であるにも関わらず。

その地方で生きた人達が編み出した自然食、伝統食に加えて、新しい時代の健康や長寿、不病を目指した、科学的で神秘的な食事療法が、マクロビオティック。

辛いのなら、それは自然でも進化でもなんでもありません。
多くの人が、「病気を治すための食事療法」としてのマクロビオティックと、健康な人がより健康でいられるための食事法であるあるマクロビオティックを、ないまぜにしているという事実があります。

本来は、健康な人が食べたいものを食べれば、それが結果としてマクロビオティックな食事、健康になる食事法にならなければならないのです。

そして逆説的に言えば、本来のマクロビオティック的な食事を敬遠して、ファストフードに走ってしまうとすれば、それはその時点で既に「健康ではない」→「食事法の矯正が必要」→「厳格なマクロビオティックが必要」ということになってしまうという事なのです。
本来の健康体なら、ファストフードが食べたくてしかたがないというような事は起きない訳です。

それでは、健康なときのマクロビオティックとは、どうあればいいのでしょう。まさにこれが、「どこまでゆるくできるか」という問いに対する答えと同じ答えを持っているわけです。


私はこの事を、自らの身体を使って何年にも渡って実験を続けています。
私はもともとアレルギー体質で、極陰や極陽の食品には子供の頃から劇的な反応を示す体質を持っています。
その経験、実験から得た、現時点での結論は、次の通りです。

マクロビオティックは、マクロビオティックの基本的な条件に加えて、以下の条件を守ることで、よりイージーに進め、維持することができる。

1)スローフードの概念に沿っていること(ファストフードや工業化された食品を排除すること)
2)全粒穀物を摂れない場合は、半定期的な断食(ファスティング)を行うこと(一年に一度程度)
3)季節感覚によって食べたい料理を世界中に求めること。(夏なら東南アジアの料理、冬なら北欧の料理、という具合に)
4)動物性のものの摂取は一週間単位でマクロビオティックの基準に準拠していること。(一日でかなりの量を食べたら、残り6日間で総量規制する)
5)偏食をしない(旬だからといってそればかり食べない。伝統的食事だとこれが往々にして起こる)
6)劇物を避けること(劇的香辛料や添加物を排除すること)

以上の6つの点を守っていれば、より緩やかで自由なマクロビオティックライフを楽しむことができることでしょう。

自決すること

私たちは、自決しなければなりません。
自決とは一体何か。

死ぬことじゃありません。
一人で生きて行く覚悟の事です。

政府とか、肉親とか、共同社会とか
配偶者とか、友人とか、そういうものに頼らなくても
自分は、生きてゆくのだという覚悟です。

実際には助け合いながら私たちは生きています。
一人では生きられません。
しかし、それは、当然のことではありません。

それは、ありがたく、奇跡です。

誰かに頼って生きることが当然だと、もし思うのなら
その途端に、あなたの全ての美徳は失われてしまうでしょう。


私たちは、基本的に、孤独なのです。

孤独だけれども、神や宇宙の大原則がある。
それによって自分は生かされ立っている。

そして、自ら決して生きるのです。
誰かの決定に無条件に従ってはなりません。

あなたは、神と神に繋がるあなたの決定にのみ従わなければならないのです。
このことを、まず現世の前提として忘れないでいて下さい。

自由な世界

競争や占有は止み

因習や束縛から解放され

博愛と協力、自由と平和と調和

美を追及して健康に生き

精神的成熟と平等に生きる。


義務や束縛はなく

ただ自らの意思によって

好きなことができる。

笑い、微笑み、楽しみ、喜び、生きがい

それが献身や貢献に繋がる。


生活を維持するためではなく

誰かに愛を注ぎたいから

慈愛のやりとりをしたいから、そこに出かけ

身体と頭を動かして生きる。

美と豊かさを、自由に表現し

それを自由に体験することができる。

その時が訪れようとしているのです!