2017年12月21日木曜日

Viento個展終了〜メリークリスマス


小さなクリスマスツリー A little christmas tree
サトチヒロ Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017

小さな小さな、クリスマス
ぴかぴか光る夜の空
小さな手を振り何を見る

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連日寒い日が続きますね。
風邪などひかないように、身体に気をつけてお過ごしください。

森のカフェVientoでの個展は無事終了いたしました。
たくさんのご来場、ありがとうござます。

気の流れを感じましたか?
水晶のパワー、エネルギーの放射を感じましたか?


もし、欲しい絵がありましたら、どうしても欲しいという方にはいろいろ勉強させていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

「絵は、『その壁』を得て、初めて芸術となる」

暖かく深くやさしい絵達があなたを待っています。


詳しくは、http://suisho-ichiba.comをご覧ください。

2017年11月30日木曜日

海岸の夜明け Dawn on the coast


海岸の夜明け Dawn on the coast
サトチヒロ Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017

限りなく続く昨日と今日
晴れたり、雨が降ったり
やさしかったりそうでなかったり
明日も明ける夜は明ける
海を見ていよう

2017年11月24日金曜日

2017年個展 Part II のご案内




個展のご案内です。
12月7日(木)〜12月17日(日)

伊奈町の森に囲まれたカフェギャラリー「杜のカフェ・ヴィエント」で、急遽、個展を開くことになりました。
9月に銀座幸伸ギャラリーにて展示された作品、フランスルーブルアートショッピングで評判となった「慈母」など、サトチヒロのスピリチュアリズムと水晶が散りばめられた世界唯一の芸術作品が展示されます。入場無料(カフェのコーヒーやケーキ、ガレットなどを楽しみながら)



杜のカフェ・ヴィエントは、静かな森に囲まれた、長い時間くつろげる素敵なカフェです。駐車場も完備していますので「八ヶ岳や軽井沢のカフェでお茶したいんだけど、師走で時間あんまりないしなあ」という方は、ぜひおクルマでナビ頼りにいらしてください。ドライブや休憩にぜひどうぞ。

会期:
12月7日(木)〜12月17日(日)

場所:
埼玉県伊奈町小室6093-3
杜のカフェ・ヴィエント
048-722-2303
11時〜17時(火・水はお休み)


作者在廊日:
未定(ご連絡いただければ参ります)

詳細情報(個展なび)
https://koten-navi.com/node/85995


杜のカフェ・ヴィエントに関する情報(食べログ)
https://tabelog.com/saitama/A1104/A110402/11044070/

googleMap
https://www.google.co.jp/maps/place/杜のヴィエント/


2017年11月15日水曜日

ごまとみたらし

ごまとみたらし
Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスに油彩 /2017

まあ、たまにこういうのも描きたくなるのです。
それも、スケッチとかでなく、溶き油も使わず、ナイフや筆に直接絵の具を付けて、こてこてと、一気描きするのです。

原点に帰る訳じゃないんですが、僕の最初の師匠はこういったテーブルに乗っかった静物ばっかり子供たちに描かせる人でしたので、身体に染み付いてます。

鉛筆やコンテで描くよりこっちが好き。





2017年11月13日月曜日

絵はそこにかかっているだけで意味がある

絵は、そこにかかっているだけで意味があるなあと、いつも思います。


壁を得た絵はスゴイ!


絵は、壁にかかっていると、生き生きとしてきます。
絵は「気」を発しますが、それがずーっと強く太く大きくなる。

無意味な絵とか、無価値な絵なんて、この世には存在しないんだって分かります。
生きてる。

ステージを与えられてこそ、絵は生きるんだなあと、絵を壁にかける度に思います。

倉庫にしまわれた絵はちょっと可哀想。









絵って、動かないからこそいいのだ


元々デザイナーとしてはデジタル派のため、アートとしての絵も、動いたらもっと面白いのになあと昔は思ってました。

最近は液晶も薄くなったし、有機LEDも実用化されたし、ソフトも進化したし、目に映るものを動かすのはそう難しいことではありません。

でも、今、僕は絵を動かそうという気持ちは全くありません。
パロディ的なエンターテインメントではやるかもしれないけど。

なぜ、絵を動かそうというのをやめたかというと
ある年のある日、といってもいつものことですけど、自分が描いたある作品をじーっと見つめて絵と対話というか、鑑賞していました。

自分が描いた絵を、制作してから少し月日を経て、鑑賞者としてやや距離を置いて鑑賞するというのが好きなんです。

とにかくその日もある作品を30分ぐらい、眺めていました。
 絵から伝わってくるもの、そこに描かれている世界、いまの自分の心に響いてくるもの。

以前は、絵とは瞬間とか光景とか、そういう目に映るものを切り取ったものというふうに思っていました。
切り取った以上は、その先とかその手前も見たいじゃないですか。


ところがその日、作品をじーっと見ているうちに、実は絵に描かれた世界というのは、瞬間を切り取ったものでもなく、時間軸で移り変わって行く情景なのでもなく、元々から全く静止した世界というのが最初にあって、それがずっと長く長く引き伸ばされた状態であるものなのだということに気づいたのです。

切り取られたのではなく、ものすごく長く引き伸ばされたもの。

それに気づいてから、僕の絵は劇的に変わりました。


余談ですが、油彩というのは年月によって変化します。
表面の硬化が進んだり、色が化学変化で変色することによって起きるのです。
でも、水彩やマーカーによる変色(退色)とは全く違います。
「10年前より今の方が良い」状態になるのです。

永遠に引き伸ばされた静止した世界は、時間軸を得て、さらに深化してゆくという素晴らしい体験を味わえます。


夜明けの追憶



夜明けの追憶
Chihiro SATO / 410×318(F6) / キャンバスに油彩 / 2017

雲の闇
切り裂いて光もれ
岬の入江に夜が明けた

2017年11月10日金曜日

添い寝


添い寝

Chihiro SATO / 227x158 (SM) / キャンバスに油彩 / 2017

寝息と時々深呼吸
あたたかい夜の闇







2017年11月8日水曜日

秋の日


Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017

晴れた秋の日のように

2017年11月3日金曜日

壁にかけるパワーストーン

立て続けに、3点、水晶の絵シリーズを描き上げました。





Begining Sunset
Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017
始まりは、夜明けではなく、夕焼けから始まる。
明日もまた晴れてくれるだろう。



Green Lakeside
Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017
夏のひとけのない高原の湖畔に、鳥の声だけが響く
そんな静寂と爽やかさが伝わってくるようです。



月の影は泉となって湧き出した The moon's shadow began to spring
Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017

月は月自身の影を、広い草原に移し込んでいました。
それは明るく輝き、泉となって湧き出したのです。
生のエネルギー、そして望みを手にする光の導きでした。



どれもステキなオーラを放つ作品ばかりです。
長年のパワーストーンの研究と、色彩の研究、そしてリーディングセッション、絵画の研究から、本当に役に立つパワーストーンについての、答えの一つといえます。


こちらも見てみて下さい↓

2017年10月30日月曜日

プロミネンスメセージIV Prominence Message IV



プロミネンスメセージIV Prominence Message IV
Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017

太陽が最も輝きを増す瞬間、プロミネンスが私たちの魂の奥底に語りかける、森羅万象のエネルギーの秘密。
それは生きるエネルギー、そして望みを手にする光の導きです。


プロミネンスメッセージの4作目です。
F0の小さな宝石のような作品です。
メラメラ燃えています。
華やかさ、強さ、明るさ、愛、気高さ、熱意……。
描く度感じるのは
奥底からみなぎる、前向きに走り出す、輝きと光と色彩を深層まで届かせようとする水晶の不思議なパワーを感じます。
絵が機能するとは、このこと。
揺るぎない確信が迫ってきます。

http://suisho-ichiba.com


2017年10月27日金曜日

沢の秋 Fall in Swamp


Chihiro SATO / 333x242(F4) / パネルにアクリルと水晶 / 2017

草紅葉が早瀬に染まって揺れています。

(清涼、カームダウン)


2017年10月25日水曜日

三つの薔薇 Three Roses


三つの薔薇 Three Roses

Chihiro SATO / 180x140(F0) / キャンバスにアクリルと天然水晶 / 2017

青空に向かって咲く
団結と愛、美しき快活


The Green cove



The Green cove

Chihiro SATO / 180x140(F0) / 天然水晶 / 2017

穏やかな入江、または小高い丘と里山。

(カームダウン、くつろぎ、安心、集中力)









2017年10月23日月曜日

丘の上の追憶 The reminiscence on the hill


丘の上の追憶 The reminiscence on the hill
Chihro SATO / 333×190(M4)/ Mixedmedia / 2017

幼子の涙ぽろりが切なくて
ぽかぽかの日だまりの
甘い匂いと、安心と
遠くに見える青い山



(カームダウン、愛、休息)

放射1702  The radiation1702


Chihiro SATO / 227x158(SM) / mixedmedia / 2017


最初に見る光、最後に見る光
(永遠の愛、繁栄)



サトチヒロ個展2017で展示された作品です。





2017年10月19日木曜日

幻山 / Phantom mountain



深山の奥の奥
静寂が鳴りを潜めた沈黙の中
冷たさに触れて燃え盛る
それは全てがアメジストでできていた

333×190(M4)/ Mixedmedia / 2017


2017年10月18日水曜日

ジャッジという名の論理の試し切り

例えば、そのことに専門外の人が
「そんなものは誰でもできる。故に報酬が少ないのだ」と言うとします。

机上、経済原理ではまさにその通りです。

需要の多いところに、貴重な技術や供給があってこそ、報酬は成立する。
これは気持ちの問題ではなく、公式みたいなものです。


しかしそんなことを言えば当然「なんだと!?」とか「じゃあ、おまえがやってみろ」という反発が出る訳です。当たり前です。

もっとも、それをできる人、やってみたい人は、そんな論理正論の試し斬りみないなことはハナから言わないわけで。

中身を知らない、想像力が及ばない、やる気がないからこそ「誰でもできる」と言っちゃうのです。

人はそれぞれ天命に従って生きています。

天命でないものを仮にやれたとしても、そもそも縁もないし、やってみたところで責任は持てない訳です。
だから天命で生きていることが分かってる人は、「誰でもやれる」とも「じゃあやってみろ」とも、どっちも言わない。


「自分にしかできない」ことをやってる人は、実はそんなに多くない。

誰でもできることを、自分もやってるに過ぎない。


誰でもできることを、天命…まあ天命という言葉がふさわしくないとしたら、そこに縁があって、いや縁という概念すらふさわしくないなら、好き嫌いや得意不得意で、やったりやらなかったりして、世の中の必要は満たされている。

「誰でもできること」は、机上ではそうかもしれないけれども、現実の実際には、誰でもできるわけではないのです。

どんな生業も。



「誰でもできること」をやって、高い報酬を得ている人はたくさんいます。

一方では本当に「その人にしかできない」ことをやっていて、本当に貴重で、需要もそこそこある分野であっても、十分な報酬を得られていない人達も結構いますよ。

僕の知る、ある分野の伝統工芸品は、その職人の手わざは世の中に当たり前に広く知られていて、需要もそれなりにあり、仕事は忙しい。

けれどもその報酬を聞いたら、その低さにきっとびっくりすると思います。

「これだけ貴重でみんなが欲しがっているものの技術を持ちながら、たったこれだけ」

それでもその人はその仕事をやめるつもりはないし(いや、心のうちは分かりませんが)、報酬が少ないからといって、その技術職が世の中から消える訳でもない。

需要と供給のバランスを超えた応力が、世の中の現実にはたくさん働いています。
目に見えるところでは、機械化であることもあるかもしれないし、その国の経済力であるかもしれないけれど、でももっともっと複雑に絡んでいる。

「気持ち」「感情」という、まあ、論理の試し切りをするような人からすれば、実に得体の知れないものもその一つです。

一旦、気持ちや感情が動いてしまえば、需給のバランスを崩してしまっても、生き残る、あるいは世の中から喝采を受ける仕事はたくさんあります。

自費をつぎ込んで活躍するモータースポーツチーム、音楽家、宇宙開発者……。

そこに大きな報酬がくっついてくるかどうかと、「誰でもできるかどうか」は、現実には全く別の問題なのです。

それでも、好きでやれるなら、楽しんでやれるなら、いいじゃない。

共感したなら、その仕事の人に「もっと報酬あげようよ」って言えばいい。

ジャッジは、最終的にはその人に返ってくるのですから。




2017年10月14日土曜日

【水晶市場】リニューアル。そしてある決心。

サトチヒロの絵画作品と、ヒーリングセッション、パワーグッズの水晶市場がリニューアルしました。

旧水晶市場のネットショップオープンが、2007年夏。
それから10年経ち、いろいろ古さが目立ってくるようになってきました。

スマホへの対応や、見やすさ、商品のラインナップ充実、買いやすさ、セキュリティなど、内部システムの変更を含め、根本から見直してリニューアルしました。

http://suisho-ichiba.com


今回のリニューアルの目玉は、スマホ対応になったこと。とても見やすくなりました。
そしてなんといっても、アート作品のレンタルが選べるようになったこと。

これまでは購入するしかなかったアート作品を、レンタルすることによって、かなり手軽に楽しめるようになりました。

レンタル期間中に気に入れば、レンタル料金に差額を支払えば、所有もできます。

美術品の借り出しは、これまでいろいろな制約があって、例えば「破損してしまった時にはどうするか」とか「保険」「保障」「返却の問題」など、なかなか実現しにくいものでした。

一方、鑑賞する側に立った時には逆に「購入」や「所有」または「美術館で」という視点だけで美術品を見た時の、リスクやコストパフォーマンス、満足度のバランスの判断が、美術品所有の検討にとっては、とても難しいものです。


僕は、この問題についてずっと考えていました。

美術を自宅で鑑賞できるという夢を、一人でも多くの人にかなえてほしいという強い気持ち。
それをどうやって実現したらいいのか。

僕はそのために敢えて「作家としての事情、リスク」というものを少しだけ妥協して、思い切って実験台となることを決心しました。

サトチヒロの作品は大切に扱って欲しい。

でも同時に、気軽に、手軽に、うんと楽しんで欲しい。人生の糧にして欲しい。

そういう思いから、今回、我が子のような作品を、広く、一人でも多くの人に見てもらえるように、楽しんでもらえるように、そしてご自身の人生のエネルギーにできるように、「アートレンタル」という形式をとって、提供することにしました。

ぜひ、利用していただきたいと思っています。

いつも試行錯誤の実験です。





2017年10月10日火曜日

妻沼聖天

この連休は会合やら何やらいろいろ所要があったのですがコロッと忘れて、すっかりすっぽかして、埼玉県熊谷市妻沼にある、国宝・妻沼聖天(めぬましょうでん)へ二日連続で行ってました。

大きく立派な山門。これだけでも重要文化財の価値あり
埼玉には素晴らしい神社仏閣が多く、ここはその中でも珠玉の存在です。
 
神社形式の境内なのも面白く、全国的にはまだ無名に近い存在であることも手伝って、ゆったりとした時間が流れ、とても居心地の良いお寺です。
拝殿の奥にある歓喜院が国宝になっています。

江戸時代ならではの唐破風と千鳥破風がブレンドされて
巨大なお神輿のようになっている
ベンガラ、漆、岩絵具、金箔…憧れの伝統画材ばかりなり

全ての彫刻、作り、浮き彫り、絵にはもちろんそれぞれ意味があって、ボランティアガイドさんの説明を聞きながらじっくり1時間ほどもかけて鑑賞できます。

僕的には、一日見ていても飽きないです(二日連続で行ったぐらいなので)。

龍やバクやサイや……
象、龍、鳳凰、獅子、などなど
弁天、吉祥天が双六をしているのを、毘沙門天が見ている
横にいるのは、いつもは毘沙門天に踏んづけられている天邪鬼
縁の下、三方に猿13匹。一番のお気に入りはこれ
土台が組木でできている。サスペンションみたい
常に修復中

小林正直氏(妻沼出身の画家)の屏風絵も見られました。
役僧さんに声をかけるとこころよく二階奥まで案内してくれました。
 
玄関から待合の間や廊下にいろんな寄進の書画を見ながら進むと、二階の奥の間に他の歴代の奉納書画や彫刻と並び小林氏の作品も鎮座。
勢いのある龍の図は、歓喜院や本殿の飛龍に現代の感性で見事に呼応するようでした。

小林正直作「銀龍図」
惜しむらくは、奥の間に一緒に奉納されている書画彫刻のどれもが見応えのあるものばかりなのですが、展示というよりは、保管庫のような状態で置かれて、いや、これでは湿気からすら守れないのでは?というような場所にあって、せめて公開のための宝物殿があってもいいのでは?と思ったことでした。

まあ、たぶんそのうちできるのでしょう。

名物の、長いおいなりさん。午前中で売り切れる


↓妻沼聖天の案内サイト(更新されてなくてちょっと情報が古いかも)
http://www.ksky.ne.jp/~shouden/












2017年10月7日土曜日

水晶市場のリニューアルを……

「水晶市場」という手持ちのWEBショップ、スマホ対応でないのがずっと気になっていて、十数年ぶりに全面改装しようと、数日前から着手しています。
 
具体的にはカートシステムを全く仕組みの違う「ZENカート→EC-Cube」にするので事実上「解体〜新築」。

いろいろいじってるうちに、なんか一長一短なことに気づき始めて、ちょっと考え込んでしまいました。
 
ZENカートは、言ってみれば手作りキャンピングカーみたいなもので、最初の知識は膨大に要るのですが、素人の大工仕事でもなんとかなるし、出来上がってしまえば住み心地は良い。床ぶち抜いて柱をぶっ通す蛮勇と時間があれば2階建てだってできる。
ところがある日突然それで「サーキットを走れ」と言われて、為す術がない。
 
そこで、スポーツカーのようなEC-Cubeに乗り換えようとして試乗してる訳ですが、これが運転は簡単だしサーキットもバカッパヤで走れるが、それ以外何にもない。エアコンすらない。しかも仕様がガチガチでいじりようがない。
オプションパーツは売ってるがド高い。
おまけにそこに住めと言われてもスポーツカー…。
 
ただ、EC-Cubeはキャンピングトレーラーを引っぱることができる。本体のオプションを買うお金がなくても、トレーラーなら知識さえあれば自分でも作れることは作れる。




そこでネックになるのがtwigというテンプレート言語。PHP派生で、コードが何を言わんとしているかはなんとなく分かるのですが、いかんせんスタイルシート、テンプレート、ブロック指定、変数がファイルごちゃまぜになって一斉につっかかってくるので、アタマがこんがらがりっぱなし。

「いや、ZENカートの時はもっと混乱していた」

と、自分に言い聞かせ、ここ二〜三日、制作もそぞろにコードとにらめっこしています。選挙も知らん地震も気づかぬ酒も飲まぬ…で
少しだけ分かったような気にはなってきましたのプログラマー気分。
 
現行水晶市場は
http://suisho-ichiba.com

2017年10月5日木曜日

リハビリスケッチ

昨日も書きましたが、個展が終わってから約一週間ほど、風邪で本格的な制作らしい制作ができませんでした。

咳と発熱でぼんやりした頭をどうにかすっきりさせるために、少し「丁寧な」スケッチでもしてみようかと思い、以前モデルさんになってもらった方の押さえ写真やスナップを手本に何本かリハビリスケッチをしていました。

普段、こういうもののスケッチは水彩色鉛筆を使うのですが、今回は久しぶりにB4鉛筆を使ってます。

4B、苦手だけど、いいところもあります。
消しゴムが使えるんです。

水彩鉛筆は、描いたら最後、完全には消せません。
8B9Bや木炭の方もそう。
これらはコントラストはきちんと取れるけれど消しゴムは殆ど利かない。

2BやBまで薄くなると、今度は陰影をきちんと出せず、ぼんやりした絵になってしまう。
4Bが、鉛筆スケッチの落とし所としてはやはりちょうどいいのでしょう。

消しゴムを使えるということは、最初から大胆に描き始めなくても、繊細に、あたりをつけて描いていって、不要な線や影をキレイに消せるというメリットがあります。
消しゴムを引いた場所が白としてハイライトも出せます。
なので出来上がりも、より繊細にできる。




このモデルさんは母子像(未発表)のためにポーズモデルになってくれた方の一人です。
スナップ的にスケッチの押さえとして角度を変えて撮っていた何枚かを資料として使っています。

が、フキサチフ(画面定着剤)を吹きかけると、案の定すっかりグラデーションが潰れてしまいました。ただでさえ荒っぽいのに表情まで変わってしまって…。
フキサチフはホントすきじゃないなあ。




このモデルさんは、中学生のイケメン秀才君。
小学生の時に昆虫標本見せられて、その資料性の高さに仰け反ったことがありました。大学生みたい。
でもまず描かせてくれない。シャイボーイ。
なのでスナップやら記念写真やら見ながら。
実物はもっとカッコイイ。JCのハート鷲掴み。
別に似せなくてもいいんですが。


普段はいろいろ理由あって写真を使ってのスケッチはしないのですが、今回のようなリハビリスケッチでは重宝しています。

写真の良いところは、最初から平面で捉えてくれているので、構成に手間がいらないという点、そしてもう一つは、「動かないモデル」なので、デッサンバランスを取る練習のためには、とても有効だということはよく分かっています。

それと、あまり頭を使わなくても描き進められる。

ただ、やはり写真をそのまま写すだけではダメ。

写真って、正確なのですが、その正確さは、目を通した正確さではなく、レンズを通した正確さ。だからレンズに左右される。特にスマホなどの広角レンズは目に比べるとかなり嘘っぱち。

だからそれをそのまま描くと、目で見た姿とは全然違うものになるし、それがデッサンに狂いを生じさせることも多い。

だからいろんな角度から見て、少しずつ嘘を付くというか、修正していく必要があります。









2017年10月3日火曜日

咳風邪からやっと解放されました





今年の風邪は咳が酷くて、制作していても咳き込みでしばし作業中断、そのうち体力を消耗してベッドに倒れ込むという、自分でも笑っちゃうような虚弱っぷり。
 
こんな深い咳は何十年ぶりだろう?というぐらいでした。
ぶらぶらと取材に行っても、ゲホゲホなんだか上の空。
 
昨夜あたりからやっとその咳も収まり、深夜になって習作何点かに手がついて、今朝あたりは精神的にかなり多弁になりつつあります。この頭の中のフル回転のお喋りが一段落したら、たぶん、一気に手が動き始めるのでしょう。



新しい取材やモチーフの前には一度記憶と思いの整理をします。
描きたいものはやっぱりそんなに多い訳ではなくて、流れ…だとか、あの時の色…だとか、葉っぱのゆらぎ…だとか、自分の中ではそういうものを見たり感じたり思い出したりすればドーパミン爆裂なのですが、絵にしてしまえばおそらく雲を掴む様なもの。



そして、それはとてもはかなくて、煙のようだったり、シャボン玉のようだったり。

理とかアドレナリンとか、例えばビジネスの会話をした後とか、ニュースを見聞きした後とか、ヘヴィなセッションの後とか、人の言い争いを見聞きしたとか、自分が誰かと言い争いをしたとか、日常の些細な刺激を受けたりくさくさした気持ちを抱えたりすると、あっというまに消し飛んでしまう。
 
なるべくなら、不変の愛と平和と許容と抱擁だけを両手に抱えて夢想していたいものです。
だがしかし
恒産なくして恒心無きナリ修羅の道w

2017年9月28日木曜日

サトチヒロ展2017終了しました

9/18〜24の7日間に渡って開催した、サトチヒロ展2017「水晶と魂のエネルギー」、無事終えることができました。
全22点。圧巻の水晶シリーズでした。


貴重な時間を割いて、たくさんの方が絵を見に来てくださいました。本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。

とある評論家の方が訪ねてくださって、「30年以上あらゆる絵を見ているが、これは初めての体験だ」と驚嘆してくださいました。
「宣伝が足りない」ともおっしゃっていました。

確かに告知不足の感は否めず、来年はこの告知が一つのテーマになるかもしれません。


今年はみなさんの平均滞在時間がとても長く、それも嬉しいことでした。
じっくり見たい、ずっといたいという声も。

そして、水晶の絵は、実物は光を集めてとてもインパクトのある輝きを放つのですが、写真にするとどうしてもそれが存分に出てこない、つまり写真写りのあまりよろしくないものだという事実も判明したのでした。ネットにアップした写真では、おそらく半分もその魅力を伝えられてないのではないかなと思います。

この辺の課題克服も、来年に向けての宿題になりそうです。



終わった翌日、ほっとしてちょっと気が緩み軽い風邪をひいてしまいました。
ブログ更新が遅れてしまいごめんなさい。
なにはともあれ、今年も本当にありがとうございました。



2017年9月19日火曜日

サトチヒロ個展始まりました

ギリギリまで準備作業が続いたサトチヒロ展2017「水晶と魂のエネルギー」が、今日から始まりました。

総数22点のうち、18点が「水晶の絵シリーズ」という、初めての試み。

ギャラリー中が水晶の輝きで満ちています。




以下、水晶の絵シリーズの説明からの引用です
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ここにある絵の、ガラスの粒のようなのは、全て天然の水晶を散りばめたものです。
 水晶は、わたしがデザイナーとして、またカウンセラーとして、素材研究をしている頃に出会ったものです。

 科学的には、圧力を加えると電気が発生する不思議な石です。またとても力のある石とされ、貴石、半貴石の基本となる石とされています。
 伝統的にも気の浄化やカームダウン、瞑想を助けてくれるなど、水晶は本当に素晴らしい石です。そして何よりも、絵画の素材としても必要不可欠なものです。日本画の透き通った白は水晶を粉末にして作られます。
 絵のパワー、それをわたしは「光を集める」と呼んでいますが、水晶は光を集めて絵の放つエネルギーを、より強く豊かにしてくれます。
 わたしはこの水晶を粉末ではなく、サザレ(細石)として使い、油彩やアクリルと組み合わせています。
 わたしは長い間、なかなか目に見ることの少ない、魂のエネルギーや気の姿を、絵にしたいと試行錯誤してきました。その一つの結論がこの「水晶の絵シリーズ」と、そこから続く作品たちです。


 ぜひ、水晶の絵の独特の輝きとエネルギーを味わってください。きっとあなたの心の奥底に、懐かしく輝かしい感覚を呼び覚ましてくれることでしょう。
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ぜひ足をお運びください。
サトチヒロ展は、9/18〜9/24(日)
銀座幸伸ギャラリー2F(東京都中央区銀座 7-7-1)
11時〜18時(最終日は17時まで)