2017年8月31日木曜日

今年も二科展



第102回二科展入選の通知が届きました。
 
9月6日(水)〜9/18(月)火曜日は休館日
場所:国立新美術館(東京都港区六本木7)
お手すきの方は足を運んでやってください。
入場料かかります。

入選したのは
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「草木(そうぼく)のコーザル」1,167×803 (P50) / MixedMedia / 2017
 
静かに、無我湧き上がり
燃えるように、天より来るもの
あなたを満たしていることは
決してあなたには知らされない
わたしの愛のコーザルを
あなたはあふれるほど受け取って
ただ明日を見るのです
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2017年8月30日水曜日

プロミネンスメッセージIII


「プロミネンスメッセージIII」
The Prominence Message III
333x242(F4) / mixedmedia / 2017.8 / Chihiro Sato

もしもあなたが輝く未来に行くことを

ためらっているのなら大丈夫
いずれ私たちはここで再会するのだから

2017年8月21日月曜日

浸透力、固着力


相互の浸透力、癒着力、固着力は、分子レベルなのか物質レベルなのかによってまるっきり話が違ってくる。

そこに重力や表面張力も含めたら、まるで違う世界の出来事になっちゃうのです(比喩)。

「喩」って漢字難しいな。



写真は、水晶を散りばめた作品の表面をななめから撮ったもの。


水晶のサザレは、表面がとても滑らか。
滑らかだから、接着、定着剤として使っている樹脂が、きちんと固着するのがとても難しいのです。

始めて7年ぐらい経ちますが、未だに試行錯誤の途中。
透明度と固着力の関係もなかなかにシビア。
絵の具や接着剤、樹脂の成分同士の相性もシビア。
粘着力と強度の関係、作業効率と固着力、修復作業性の関連もかなりシビア。
あっちを立てればこっちが立たずの連続です。


それでも、最初は到底無理だと思っていた、50号以上の大作にも、水晶サザレを使うことができるようになってきました。

美術・芸術は、その場で美しければ済むというものではなく、製品としての耐久性や環境性能もちゃんとしている、つまり持続性のあるものとして存在するべきだというのが、僕のささやかな持論です。

その半面で、丁寧に扱わなければ破損する危うさや脆さも必要だとも思っています。必要というか、まあ、仕方ないよね、という許容。

ぞんざいに扱っても何でもないというようなものは、道具にしても美術品にしても、あんまり大切にはされない。

愛されるから大切にするというのと同時に、やさしく正しく扱ってこそ、愛され続けるという側面も、モノはすべからく持っているものです。

もちろん、バランスです。






2017年8月18日金曜日

放射1701


「放射1701」The radiation1701
 227x158(SM) / mixed media

最初に見る光 
最後に見る光
楽しみ
心を支え
愛でられ
愛し
年月を超え
歴史となり
気を支配し
感覚、価値観、意識を
永久に変えた

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僕は自分自身を、印象派的な根本を真の意味で継承しているなあと、これは気負いでも大言壮語でもなく、出来上がる作品を見る度、淡々と客観的に見て思うのです。

どうも僕には、光が、色が、プリズムを通して見るように、一つ一つの粒になって見えるようなのです。

この世界は形ではなく、色によって構成されています。

一見、赤いものでも、そこには赤だけでなく、青や緑や黄色や、黒までも見えます。それが自然なことです。

黒と白の世界や、何か一色で構成された世界は、僕には見えません。
ものの形も、あんまりよく見えません。

この世界には原色が渦巻いているのです。
しかしその原色は原色のままで我々の目の前に存在しているのではありません。

光の粒となって、寄せ合ったり離れ合ったりぶつかりあって飛び散ったりしながら、あるものはまっすぐに、あるものはあちこち寄り道しながら、我々の目に飛び込んでくる。

それを表現したいといつも思っています。









2017年8月13日日曜日

BMWのエアコン、サボタージュを起こす





BMWのエアコンが、1ヶ月前ぐらいから時々サボタージュを起こすようになって
先日ついにファンが回らなくなり、うんともすんとも言わなくなりました。

上の写真が、そのサボタージュの犯人(右側)。
ファイナルステージレジスタ、つまり終端抵抗。
オートエアコンのエアコンのブロワの風量を調整するための部品です。

剣山みたいなのは、冷却フィンで、本体は下の部分にシーリングされてます。
この部品、フランス製みたいなんだけど、フランス製ドイツ製に関わらずBMW…というかドイツ車全般、昔っからこの外注電気モノの品管がイイカゲン。シーメンス、バレオ製の部品何度取り替えたか分からない。
マレリ、タイコ中心のイタ車の方がよほど耐久性高いです。

20年選手だからどこがイカれてもおかしくはないのですが、キロ数はまだ7万キロですから、やっぱり使用頻度に比較してやわすぎる。


で、左側が届いた部品。

これで解決!

と思いきや
全く違うものが送られてきた。
似ても似つかない(´⊙ω⊙`)
当然組み付けも不能。
(右が元々付いていた部品、左が発注した対策品)


最初、自分の発注ミスかなあと思いつつ、サイトを確認してみると「正しい方」にも同じ純正部品番号が振られているのを発見。

取り敢えずメールしたけど、お盆だし夏休みだしで、やりとりがめんどくさいなあ……。
素直にディーラー発注すればいいんですけどね。

値段が一桁違うのでついつい通販に頼ってしまい、時々ヘンテコな部品が届いちゃうのです。
物入れには返品不可のプジョーのサーモスタットとか、クラシックアルファのレギュレータハンドル(鋳物でできている!)とか、いろいろイミフなものが溜まりつつあります。

ともあれ、後日、正しい部品を発注し直して、エアコンは無事復活致しました。
(正しい部品の写真は撮り忘れた)




2017年8月7日月曜日

絵は貸出ししてます

絵の話。
「購入前提で見たい」方には、貸出することにしています。
今日も2点ほど持参してきました。
 
小さいものなら宅急便でも大丈夫です。
買うって言ってくれたらもちろん嬉しいし、やっぱりいいやとなったら、個展までに返してくれれば助かります。




絵の話をしに行ったはずが、なぜかA6の運転席を見つめている僕。

ドイツ車のコクピットはちっともカッコいくない。

いくないのに見つめてる。

殆ど病です分かってます言わないでください。

 

モデルチェンジ間近です。
次モデルから、V6エンジンはポルシェ製になるそうですよ(誰に言ってんだ)
。
でも僕が次に乗るのはアウディじゃないんだごめんよ。


BMWは、この暑さでまたエアコンがサボタージュをおこしてしまい、帰りは風になって帰ってきました。暑い。
原因は分かってるんだけど、数日置くと自然治癒したりするので、なんか釈然としない。