2015年5月11日月曜日

絵描きになりたいなら

現代の日本の純粋芸術としての絵が総じてつまらないのは
作り手が自分と芸術だけしか見ていないからだ。
サプライズとテクニックばかりが先行し、魂に届かない。

絵は魂の共感だ。
魂は生きてきた証だ。

絵描きになりたいなら、デザイナーをやるといい。
絵の仕事でなくてもいい。
自分の芸術と社会の需要が透けて見える仕事。

その過程で得られた人生体験、ものの見方からにじみ出るものこそが、現代の芸術そのものである。

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