2011年1月17日月曜日

自ら決して生きる

あなたが考え抜いて決心して、思い切った何かをしようとする時
批判したりやっかんだりする人の事を気にする必要はありません。
他人の活躍や成功を妬む人がいます。
あら探しをしたり、細かい間違いやミスをことさらに騒ぎ立ててみたり。
そういう人は、本当はあなたのように、自分もそうしたかったのです。
でも、その人は我慢している。
「できない」と決めつけたり、決めつけられたりして
したくてもできない人になった。
だから好き事を好きな様にしているあなたの姿を見せつけられると
羨ましくて、悔しくて、そしてあなたのようにできない自分が
とても小さく見えて来るのです。
どんなに成功している人でも、完全無欠な成功などない。
どこかミスや落ち度や、欠点があるもの。
それを見つけた時、その小さき人は
「それ見た事か!」と言う。
でもそれは、本質とは違う何か。
日本人の多くは失敗しないかわりに成功もできないように教育(洗脳)されてきました。
その枠の中にいれば仮につまずいてもフォローされる。生かさず殺さず、分相応に生きることが良しとされる。
で、一旦その枠から出て自分の頭で考えて行動しようとすれば、自分の人生を自分でデザインしようとすれば批判され叱られ叩かれる。それは正しい道ではないと。人の道に外れると。
日本において往々にして跋扈するのは、誰かが作り出したライフデザインに従う事が求められる。そこから外れようとする人間は、生きる事すら厳しい。
国民国家である時代はそれでも良かった。高度成長期もそれで良かった。
それで十分に報いがあった。
けれども、日本は今、未経験の時代に突入しようとしています。
個の力が必要。
自ら決する力が必要。
今までの価値観は通用しない。
みんな、それを潜在的に気づいているのです。
もちろんあなたも。
にも関わらず、相変わらず社会の大枠では
誰か自分でない者の価値観がごり押しされ
誰か自分でない者の人生観によって生きる事を
望むと望まざるとに関わらず余儀なくされる人生が
まだあちこち残っている。
じっとこらえて我慢して、自分の生き方でないところで頑張っている人。
自ら決する事を、批判され、叱られ、叩かれてしょげている人。
好きにして批判されるあなたも
自分が我慢しているからととやかく言う人も、とても不幸だ。
そういう環境ではいつまでたっても
自分の人生がうまく行ったり行かなかったりした時に
「自分の責任だ」と笑い飛ばせることはできない。
「よし次は負けないぞ」とは言えない。
批判される方は「こんな妬まれるような国では成功できない」と責任転嫁し
妬む方は「言われたライフスタイルで真面目に生きて来たのに、自分はつましくて、アイツは勝手気ままに生きているではないか」と、責任転嫁する。
成功も不成功も自分の責任で
誰でも好きに生きたらいい。いろんな人に迷惑かけたらいい。
迷惑かけたら、ごめんといい、その分責任をとればいい。
あなたは好きな様に生き方をデザインして生きられる。
日本人には、奔放さがまだまだ足りない。
本来、人生はフリーハンドなものなのです。
レールなんてどこにもないんです。
信用、つきあい、義理、世間。それは確かに大切なもの。
けれどもそれを価値観の中心に据えて不幸になっている人のなんと多い事か。
幸福は自ら決する者以外には宿ることはない。
自ら決するために、時にそれらを敢えて隅に追いやる勇気を。
奔放に生きて
あなたもあなたの愛する人も
社会も国も世界も
あなた自身があなたの裁量で幸せにすればいい。


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