アーティストでデザイナーでヒーラー、サトチヒロのまぜこぜブログです。絵や芸術の話、制作過程、氣や魂やエネルギーの話、音楽の話、パイプ、オールドカメラ、クルマの話。 /アートストンギャラリー(銀座)所属
2012年2月25日土曜日
ヴィヴァルディ「四季」/ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル
ヴィヴァルディ合奏協奏曲「四季」/ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニーオーケストラ/ミシェル・シュヴァルベ バイオリン/グラモフォン/1972年録音/LP
もう何百回と聴いたVivaldiの四季。
にしても、カラヤンの四季というのはとても珍しい。
曲調がまるっきり違う。ドラマチックで、イタリアンバロックというよりも
「夏」の嵐の部分など、まるでベートーベンみたいだ(笑)
「ハイ、あなたの大好きなバロックでござい」というようなイヤったらしさがない。すっと入ってくる。
カラヤンという人は、大衆受けとかタレントとか言われたりアンチも未だに多いけど、なんだかんだ言ってもやっぱり天才。特に解釈に関しては「音楽だけやってる人」とは違う、全人的なものに満ち溢れているものが多いと、僕は思う。
それにしてもこのレコードは特に音が素晴らしい。
僕の安いセットで聴いていても、ソリストのボウイングの返しのかすかな音まで分かる。
チェロやバスの唸りも素晴らしい。
CDやシリコンオーディオばかり聴いているとすっかり忘れている感覚。
グラモフォンやLONDON(旧DECCA)のレコードはおしなべて、どんなレコードも無理に盤ギリギリまで録音を入れてないというところがいい。
内周歪みという、アナログレコードの宿命があって、レコードの終わり(中心)に近づくと音が段々歪んでくるものだけれど、グラモフォンやLOMDONでそういう歪みを体験することは比較的少ない。
YouTube
問題の「夏 三楽章 Presto」
http://youtu.be/Obo4ewznBLM
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