2022年3月15日火曜日

それを認識すればそれは来る

 ちょっとわかりにくい概念ですが、例えばどこかで戦争が起きていることをTVやネットで見たとします。その情報に嘆いたり、悲しんだり、怒ったりするかもしれません。

その時点で、その人はその戦争に既に参加しています。

つまり、「戦争反対!」とか「〇〇国は軍国主義で酷い!」とか、何かしらのジャッジをした時点で、その人はその戦争の加担者となっているのです。


さて、ネットの向こうの戦争を嘆くのをちょっとだけ休んで、自分の周囲半径10mの様子を眺めてみてください。

いかがですか?

この瞬間、自分の目の前に銃弾は飛び交っていますか?空から何か落とされていますか?


それとも平和ですか?


自分がこの瞬間と前後2秒間ぐらい、それが自分自身の宇宙、世界のすべてです。


自己が感じる、いまこの瞬間の前後2秒間、自己の眼の前の世界が平和なら、あなたが住んでいる世界は平和です。


戦争を起こさない、やめさせる唯一の方法は、そのたった半径10mのあなたの平和を、宇宙を広げることなのです。


概念は認識を生みます。

認識は感情を動かします。

感情は現実を生みます。


「戦争が始まる」「戦争が始まった」「その影響が自分にも」それをネットやTVで認識した瞬間、感情が動かされます。

怒り、嘆き、同情、悲しみ……。

それは起きるためのプログラムを始動し、そして現実化が始まります。


天はジャッジしません。

戦争が良いとも悪いともジャッジしません。

戦争が良いとか悪いとか思うのは人間の感情です。病気や災害、個人的不幸について感じるものと全く同じものです。


そして少なくとも今この瞬間、天はあなたの目の前には戦争を起こしてはいません。


目の前の子どもたちや老人たちは、銃弾やミサイルに傷つけられたりはしていません。


あなたが「情報」だと思っているそれは、あなたの宇宙には元々無かったものです。

それをネットやTVによってあたかも事実のようにあなたの宇宙を侵蝕しているから、あなたの心がかき乱されるのです。


繰り返しになりますが、もしも本当に平和を希求したいのなら、今この瞬間のあなたの半径10mの宇宙に存在する恒久的平和を、少しずつ少しずつ広げていけば良いのです。


見たこともない場所の漠然とした「詳しい情報」に踊らされずに。


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