2016年3月17日木曜日

技法の試行錯誤、長所と短所


点描ドリッピングは細かニュアンスや色彩の変化がある。
しかしこれだけにこだわれば絵が縮こまる。

ゆるい画液でのドリッピングは大胆なマッスが作れ勢いも増す。
しかし乾燥まで動かせず、時間とスペースを食う。

筆は下地と仕上げの調整には最適だ。
しかしそれ以外はなるべく使いたくない。
筆だけで描くのは絵を平坦にし、平凡にしてしまう。

ナイフは下地がしっかりすればマチエールや景色が現れて面白い。
ただ使いすぎれば荒っぽくなってしまう。


下地をまず大筆で単色で
乾燥
ゆるいドリッピングでおおまかなトーンを作る
乾燥
何に見える?

ナイフでトーンに変化をつける
乾燥
何に見える?

点描ドリッピングでトーンに細かなニュアンスを作る
乾燥
何に見える?
テーマが決まる

さらにナイフでイメージをはっきりさせる
乾燥
筆やナイフで細かい修正

今のところ、これがプロセスで一番インスピレーションとテクニックをうまく融合させられる技法だ。

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